【資料】映画「嗚呼!花の応援団」【前編】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

ある応援団関係者の方が、昭和52年に上映されたシリーズ3作目「嗚呼!花の応援団~男・涙の親衛隊~」をリアルタイムで映画館で視聴した際に購入したパンフレットをお持ちだという事で拝見させて頂きました。この作品は「野球狂の詩」と併映だった様です。

映像ではよく読み取れなかったクレジットタイトルが読めたりしまして、長年の個人的な謎が解けてスッキリ致した次第です。下記にスキャンしたものをアップしておりますので、ご興味のある方はご覧下さいませ。
 
これとは別に昭和51年に上映された「嗚呼!花の応援団」の制作前に、制作会社が関西地区の大学應援團に出演交渉行脚を行っておられたとの事で、その際、台本を提示していた様であります。結果的には実際に上映されたものとは些か異なる点はありますが、大筋は合っております。
 
広く知られている様に、この映画の上映にあたっては主役の青田赤道役を始め、出演者は現役の大学応援団、武道系の学生の一般公募の方が多く、プロの役者ではございませんので、中には滑舌が悪く聞き取れなかったりする台詞がいくつかございます。
例えば冒頭、1回生の富山と北口が入学式での応援団に入団する経緯を回想する場面で「どうせ4年間遊んで暮らすんや。何ぞ面白い部でもあらへんかな」と各クラブを物色しているシーンがありますが、その後に「〇〇研究会なんちゅうのはないやろか」というセリフの〇〇に入る言葉が聞き取れなかったのであります。台本を見ますと「トルコ風呂研究会」となっておりまして、それを踏まえて観ますと、数十年の歳月を超えてようやく得心した次第であります。

【勧誘シーン】

【同シーン台本】

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八代目甲雄会広報委員会