これも百歩譲って、内輪の場での余興的なものであれば、理解する事もやぶさかではございません。しかし今回は学長以下、大学の首脳陣に加え、他校もお招きするという甲南大学の公式行事に準ずる場であります。しかも来賓の学習院、成蹊、同志社は3校いずれも現役応援団が活躍する大学であり、出席頂いた方々は職務上、様々な形で現在も応援団をご覧になる機会がある方ばかりであります。
つまり外部に向けて甲南の応援組織の実力はこの程度のものだと宣言しているに等しい行為である事を理解して事を進めていたのか、疑問が残る訳であります。
言うまでもなくリーダー公開やエールは学芸会でも余興でもありません。一つのミスが母校の威信を著しく傷つける、という強い使命感を伴って応援団は事に臨むものでございます。またその緊張感がセレモニーの厳粛さに花を添える効果があったりする訳であります。果たしてその覚悟があったのか、甚だ疑問に思っております。
そもそも論になりますが、他校の応援団リーダー部に相当する役割は現在、我が校ではそれに該当する組織がありませんので、その弊害が出る学習院戦のセレモニーの際に体育会本部のメンバーがその役割を代行しているのがここ数年の状況であります。この現状は現時点でも改善されていない訳ですので、体育会本部のメンバーが本業の片手間でやるには限界があると思われます。
無論、時間を割いて本業以外の事を対応して下さっている体育会本部のメンバーには深く感謝申し上げております。ただ他校の応援団リーダー部は応援や演武などを初めとする活動を遂行すべく日々、鍛錬を重ねております。応援団の修練の過酷さは良くも悪くも知られております。そういう他校の応援団リーダー部に対し、片手間でやっているメンバーが同じ土俵に上がって、同じリーダー部を名乗るというのは甚だ失礼な話ではないでしょうか。
無論、時間を割いて本業以外の事を対応して下さっている体育会本部のメンバーには深く感謝申し上げております。ただ他校の応援団リーダー部は応援や演武などを初めとする活動を遂行すべく日々、鍛錬を重ねております。応援団の修練の過酷さは良くも悪くも知られております。そういう他校の応援団リーダー部に対し、片手間でやっているメンバーが同じ土俵に上がって、同じリーダー部を名乗るというのは甚だ失礼な話ではないでしょうか。
舞台上、待機するリーダー部役の学生の立ち姿勢がバラバラである一事からして統制が取れていない事が見て取れます。応援団とはこういう何気ない一挙手一投足で判断される事がありますので、本番中は気を抜く訳にはいかないのであります。またこの失態の模様をHPに掲載している担当の見識にも疑問を感じます。【以下次稿】
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会総本部