團旗異聞【前編】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

もう時効であろうと思われますので、我が團の團旗に関する事を書かせて頂きたいと思います。

以前より我が團の團旗について記載させて頂いた事がございますが、その特徴はポール部分が鉄製である事であります。昔は木製や鉄製が主流でありましたが、現在では軽量且つ丈夫な素材が開発されておりますので、昔ながらのポールを使っている団体は少ないと聞き及んでおります。
普通に考えてみても、長い物の端を持てば重くなるのは物理学的に申しても至極、当然な理屈でありまして、多少の長さの違いはあれど、長い旗竿を用いる團旗は重いものなのであります。
 
一方、他校の乱舞祭等で他校の團旗を拝見すると、やはり気になる團旗はあるものであります。例えば関西ですと大阪商業大学の團旗は一際、目を引くものでありました。大團旗が恐ろしく長いのであります。筆者が見た中では日本最長ではなかったかと未だに思っております。
同校の乱舞祭を2階席から観覧していたところ、團旗が入場して参りますと、講堂の高い2階席にいる我々の目前を團旗の剣先が通過していくのでありまして、その長大さに驚いたものであります。
 
そういう意味では我が校も他校から見ると「あいつらの團旗のポール、鉄と違うんか?」という興味を引くそうであります。まあ半分は「新しい素材のポールを作る金もないんか」という思いがあるのやもしれませんが、昔ながらの鉄製のボールを使用して掲揚される團旗に興味を示す他校應援團員は珍しくありませんでした。【以下次稿】
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八代目甲雄会広報委員会