芹生長門甲兄13回忌を迎えて | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

早いもので去る11月4日は芹生長門甲兄の13回忌でありました。

既報の通り少々、早うございましたが、8月に有志により墓参を行いました。

 

昭和末期、我が應援團が團勢回復の途上にある只中に入團された訳ですが、今となっては團勢盛んな時期に、大應援團の指揮を執って頂きたかった、と今更ながらに悔やまれてなりません。
その反面、人数が少ない時代であるからこそ一人でこなすべき團務は多岐に亘らざるを得ず、その分、通常時よりも後輩との関係が濃密になった面は確実にありますので、どっちが良かったのか未だに明確な答えを得るに至りません。

芹生甲兄より下の代の團員の殆どは芹生甲兄の勧誘によって入團しており、それぞれも團員も後日、各自の持ち場で名を馳せるまでに至る訳ですが、こういった人材も芹生甲兄が勧誘していなければ、入團していなかった可能性もある訳でございます。
 
またちょうど芹生甲兄の卒業がちょうど團勢再建の節目の時期にもあたっていた事から、卒業後、2年間は足繁く團室に通われ新入生の指導にあたって下さいました。人数の多い時代であれば、4回生幹部の中には行事以外は滅多に顔を見せぬ者がいたりするのですが、当時の新人達には芹生甲兄はそういう存在でありました。
 
今でも摂津本山駅前の芹生先輩の行きつけであったバーに寄りますと、不意に芹生甲兄がいらっしゃるような気がしてならない時がございます。
 
故人のご冥福をお祈り申し上げます。
【3回生の芹生甲兄 芦屋市民会館において】
 
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