【バレーボール部】奮起を期待 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

バレーボール界では、リオオリンピックに向けた最終予選が男女共に6月5日まで、行われ、俄かにバレーボールに世間の注目が集まりました。女子は無事、五輪への切符を手にしましたが、男子は目標を達成することが出来ず、大阪商業大学出身の南部監督の進退が議論されております。

その中、5月22日に関西学生バレーボール春季リーグが閉幕致しました。最終順位は以下の通りであります。
1位:大産大 2位:京産大 3位:関学大 4位:大体大
5位:近畿大 6位:天理大 
7位:龍谷大 8位:立命大 9位:甲南大 10位:大商大
11位:関西大 12位:姫獨大
我が甲南は辛うじて入替戦を免れたという結果でありました。試合内容を見れば、上位チームと実力差がある様な感じはなく、毎度の事ながら実力を出し切れないまま相手のペースで試合が進む事が多い様に感じます。

無論、こういった勝負強さというのも実力のうちではありますが、こういう負け方は観ている者はもちろん、指導者、選手も口惜しさしか残らない負け方であります。

学生スポーツの特性で年度が替わる度に各校の戦力は変化し、各校間の戦力バランスも変動致します。現に数年前まで関西では負け知らずで手がつけられなかった近畿大学は今リーグでは5位に甘んじております。そしてこれまで伝統的に我が校とは戦力が拮抗していた大阪産業大学が優勝している事実を見れば、我が校にも十分、優勝を目指せるであろう事が察せられる訳であります。

大学バレーでは伝統的に東高西低でありまして、関西では無敵でも全国にいけば関東勢の牙城を崩す事は難しい状況が続いております。
冒頭に触れた全日本男子チームには中央大学3回生の石川祐希選手がおりますが、大学チームで石川選手擁する中央大に勝利する事は極めて難しいでしょう。

斯様な状況下であるからこそ、我が校は奮起し関西バレーボール界に旋風を起こし、活性化せしめ、関西から勝ち上がったチームが関東勢を倒す事が出来る魁となるべく精進して欲しいと願う次第であります。



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八代目甲雄会広報委員会