去る6月13日に甲南大學應援團OB会十六代目会が開催されました。十六代目は昭和45年卒業にあたりますが、全国的に應援團全盛の時代でありました。関西の有力校に比べれば学生数が少ない我が校においても應援團は40-50名の勢力を保持していたのであります。十六代目も9名の團員がおりました。
昭和47年に時の織田十八代目團長によって團誌が発刊され、以降、毎年、発刊される様になりまして十八代目以降の歴史についてはある程度の事が分かっております。翻って46年以前の事については、團室の移転が行われた事もあり、資料が殆ど残っておりません。
ただ伝え聞く話、残っている数少ない写真、或は18代目の際の團誌「至道」創刊号の記事などからして十六代目と十七代目の間で團風の変化を感じます。そういった意味で歴史の架け橋的な役割を果たしているのが十六代目であると言える側面がある訳であります。
團史を編纂する中で十六代目当時の貴重なお話を沢山、拝聴する事が出来ました。十六代目團員9名のうち物故者が2名、所在が分からない方が2名おられます。所在不明の方については引き続き調査を進め、次回の十六代目会にはご参加頂ける様、努めて参る所存であります。
様々な代でこういった取り組みを行い、團史を詳らかにしていく活動を今後も行って参りたく存じますので、皆様のご協力をお願い申し上げる次第でございます。
【十六代目幹部の面々(左より川合先輩、新居先輩、竹本先輩、岡本先輩、英賀先輩)】
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会團史編纂委員会