應援團には妙なしきたりが色々とございますが、現役團員としてやっている最中は懸命ですから、疑問を感じる余裕もない訳であります。さりながら時間の経過と共に首を傾げざるを得ない事象も中にはございます。
その中の一つは新聞紙でありましょう。團室のロッカーには古新聞が結構、ストックしてありまして、応援や行事等に赴く際は、持参するのであります。駅で電車待ちをしている間など、荷物を一旦、置く状況になりますと、團旗や太鼓の備品等、取扱注意の物品を直接、地面や椅子に置く事が憚られるという事で新聞紙を敷き、その上に物品を置く訳であります。結構、他校の応援会場でも見かける光景なので、業界では一般的な運用ではないかと思われます。
しかし良く考えればヨレヨレの新聞紙の上に置いたところで、置くを憚るという目的が達成されるのか、いかがなものかと感じたりもします。屋外の会場などでは観覧席の椅子に先輩方が座る席に新聞を敷いたりする事もございますが、直接、座った方が綺麗かも、と思う事が一度ならずございました。本来の趣旨は理解できる訳ですから、せめて敷くものは趣旨に合致する様、何とかせねばならなかったなあと反省しております。
現在でも他校では同じ運用がなされているのか気になるところではあります。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会