菅原文太さん、逝く | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

過日、高倉健さんご逝去について記事 を書かせて頂きましたが、後を追うように今度は菅原文太さんの訃報を報道で知りました。


菅原文太さんも高倉健さん同様、銀幕の仲で拝見したその雄姿に大いに触発された應援團員も多い事だと思います。

菅原文太さんが活躍しておられた時代は應援團業界に活気があった時代とも重なっておりまして、現役時代、映画館から出た足で床屋へ立ち寄り「菅原文太みたいな頭にしてくれ!」と頼んだりした事が思い出されたりします。


高倉健さんと菅原文太さんの共演作品というのは意外と少ないと報じられておりますが、我が團に在籍していた者は「山口組三代目 」「神戸国際ギャング 」は特別な思いで観た者が多かった様に思います。地元神戸が舞台となり、三宮などで実際にお見かけする事もあった実在の人物をモデルとした実録作品であった為であります。映画の中で両雄が新開地の町を闊歩する姿に魅せられ、同期と連れ立って新開地に繰り出したり、思い出は尽きる事はありません。



任俠映画がヒットし、應援團の門を叩く学生も多数いた、そんな時代は随分と過去のものとなりました。そういった過去があったという事実は事実として何故、当時は多くの学生が應援團に魅力を感じていたのかという事を考察する一つの材料にはなると愚考致します。


菅原文太さんのご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。


甲南大學應援團OB会

八代目甲雄会広報委員会