本年は2月に我が甲南大學應援團創團60周年記念総会を挙行致し、想像を越える大勢の来賓、会員にご出席頂き大変な盛会になるという好スタートを切りました。比較的、自由な気質の会員が多い我が会においては特筆すべき事項であると思われます。
しかしながらそれ以降、活動は下火となり春の勧誘活動も少林寺拳法部のご協力を賜り展開したものの成果を得る事が出来ませんでした。結果については敢えて言及致しませんが、勧誘に対する取り組み姿勢については前年度より遥かにトーンダウンした感が否めず、猛省すべきでありましょう。
やはり甲南にも應援團が必要であるという機運が高まり自然発生的に應援團が再結成されるのが理想的な形でありましょうが、應援團が存在しない10数年の間にそういう動きが見られなかった事実を鑑みれば、やはりある程度の広報活動は必要であろうと考えられます。
当会でもバレーボール部を初め甲南体育会の試合の観戦に伺う事がありますが、観客席は相変わらず寂しい事が多いのが現状です。観客もその部のOB・OG、選手の保護者といった言わば身内ばかりでありまして、一般学生の観戦は余り見られません。
他校に追従することが良いとは限りませんが、少なくともこういった分野で甲南は他校に後れを取っている事は紛れもない事実であろうと思われます。再三で恐縮ですが、学習院大学との定期戦の開閉会式において学習院にのみ応援団があり、一方的にエールを贈られてお終いという形は異常でありまして、また本来の意味合いから考えても学習院サイドに対して甚だ失礼な状態が続いているという事実に関しては、常に問題意識を持っておかねばならないでありましょう。
以前、應援團團員がいなくなった折、学習院戦を想定し、時の体育会本部役員にエールの伝授に伺った事がありますが、いつの間にかその伝統は受け継がれる事なく現在に至っていることから考えてもやはり応援に関する専門の人間が必要であるという証左であると愚考致します。
今年は我が会の活動の低迷ぶりを象徴する様にブログの更新も滞りがちになってしまっております。この様な拙いブログでも楽しみにして下さっている読者の方がいらっしゃり、大変、申し訳なく思っております。来年は以前の様に日々更新が出来ないまでも、コンスタントに更新されている状況が確認頂ける程度は更新に相努める所存であります。
平成27年は心機一転、精進し、應援團再建元年と為し、応援して下さる皆様のご期待に応える様、相努める所存でございますので、今後共、宜しくお願い申し上げます。
末筆ながら皆様が素晴らしい年を迎えますことを衷心より祈念申し上げ、年末のご挨拶とさせて頂きます。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会本部