報道でも大々的に報じられております通り俳優の高倉健さんがご逝去なさいました。
以前 にもご紹介した通り應援團員の中には東映映画を好む者が多数おりまして、就中、高倉健さんのファンが多かった様に思います。
東映映画で高倉健さんが活躍なさっておられた時期と應援團に活気があった時期が重なる事も一つの大きな要因でありましょう。現役時代を振り返る時、銀幕の中で拝見した高倉健さんの雄姿がふと思い出されたりするのであります。
應援團員として男の道を歩んでいるのだ、という強い自負を持ち日々を送る中、高倉健さん演じる映画の主人公に大いに触発された事は多々ございます。
東映も当初は「昭和残俠伝」シリーズで人気を博しましたが、徐々に大衆の要望に従って実録シリーズが爆発的な人気を呼びました。その中では菅原文太さんや松方弘樹さんなどのニュースターを輩出した訳でありますが、それでも高倉健さんは別格の様な印象を受けたものでありました。
当時、男とはかくあるべきという一つの理想像の象徴して強烈な印象を世間に与えた健さんは、当時、應援團員だった者にとってはやはり理想であり続けていたり致します。
高倉健さんのご冥福を衷心よりお祈り申し上げる次第でございます。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会