暑い日が続いておりますが、皆様は体調を崩しておられないでしょうか。気象条件は年々、厳しくなっている様に感じます。竜巻や落雷事故、ゲリラ豪雨、筆者が現役時代には余り聞かなかった災害を報道で見聞する機会が増えております。
ネットを拝見しておりますと、この酷暑の中、夏合宿を行っているクラブ、団がございます。事故がなき様、祈念申し上げます。
今では気象条件の問題もありますが、様々な事故の要因が考えられます。熱中症など最たる例でありましょう。昔は練習中に水を飲むなど言語道断と叱られたものですが、今ではその逆であります。水分を摂取せねば最悪の事態が起こり得るのであります。
そう考えると昔の合宿というものは、実に粗雑でよく大きな事故が起こらなかったものだと、今更ながら驚いてしまいます。早朝から暗くなるまで練習三昧で、練習中の給水など一切なく、宿舎に戻ってもやる事だらけで、満足に睡眠も取れず、無事で済んだのですから、今なら即解散にもなりかねません。
現在では指導者サイドは細心の注意を払って安全管理に万全を期さねばならない様になっております。これは合宿に限ったことではありませんが、再建を考える時、こうした我々の時代になかった様な事柄の中にも、極めて重要なテーマがある訳でありまして、再建活動に励む傍ら、こういった事への理解を深め学習せねばなりません。
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会