「あすなろ三三七拍子」第1話 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

過日 、お知らせさせて頂いたフジTV系列で放送中の「あすなろ三三七拍子」第1話が放送されました。「観ました!」という趣旨のメッセージを結構、頂戴致しておりますが、何も触れないというのもどうかと思い、第1話を観た感想などを書いてみたいと思います。


ストーリとしては前回、ご紹介した通りでありますので、割愛させて頂いて、頂戴したメッセージで多かったのは「OB会でもあんな感じでオス!オス!とやってるんですか??」といった類のものでありますが、これは最近、存在感のない大学應援團の特徴を誇張し表現する事により一昔前の應援團の雰囲気を視聴者に掴んで頂く為の手法でありましょう。


それでも細かい点はよく再現されておりまして、例えばエールのシーンで太鼓のケース等を置く際、直接、地面に置いてない体を取る為に新聞紙の上に置いておりましたが、これは私共の團でもやっていた手法であります。


最後のテロップで応援団指導として4名のお名前が出ておりましたが、東京大学、慶應義塾大学、駒澤大学の応援団(応援部、応援指導部)の方であります(現役乃至は直近で引退された方の様です)。加えてモデルとなった同志社大学應援團の方にもお話を伺いに行っているでありましょうし、よく調べていると思います。


後、気付いたのは主役の柳葉敏郎さんのリーダーですが、結構、練習なさっていると思います。応援の型は単に決まった型通りに手を振っているだけに見えますが、見様見真似でやってもぎこちなさや堅さはなかなか取れません。柳葉さんの場合、一世風靡セピア 時代のパフォーマンスを拝見しても一般人よりは遥かに素養はあるのでありましょうが、相応の練習を積まないとああはならないと思います。


さて第1話の最後は新入團員が入って第2話へ続く、と相成った次第でありますが「こんなに簡単に入るなら苦労はせん」と思わずTVにツッコんだ方もいらっしゃる事でしょうが、ドラマの進行上、止むを得ないのでしょう。加えて確かに新人を獲得するのは難しい作業でありますが、それ以上に入った新人を團に定着させる方が難しゅうございますので、そこに主眼を置いた本作はリアリティがあるとも言えましょう。


注目の第2話は今夜9時からです。


甲南大學應援團

八代目甲雄会広報委員会