應援團規約 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

我が團も存在した当時は大学内で何かしらの組織に属する正式な学内団体でありましたので、規約を定め、それに則り日々、活動に励んでいた訳であります。時代の流れと共に随時、手が加えられ、最終の更新が平成6年、40代目の治世の時でございます。


40周年と言う節目であった事、また4年前に創設された吹奏楽部の地位や役割が規約上では曖昧であった事、また團員が大勢いた時代に増設した役職の中で有名無実になっているものを整理する必要があった事、等々、様々な事情が規約の改正を要求していた訳であります。


規約は難しい言葉が書き連ねてありまして、一度も全文を読んだ事がないという團員も珍しくないという代物でした。故に改正と申しましても、新たに吹奏楽部関連の役職や組織を加え、実質、機能していない役職を廃したりする程度でありましたので、規約の骨子はほぼ昔のままでございます。


規約の中には「團室内での賭博、飲酒を禁ず」と首を傾げざるを得ない一文があったりしまして、どの程度、機能していたかは疑問が残ります。


中には團員の何分の一の賛同があれば團員会議を招集できるとか、規約を改正できるとか、そんな規定も設けてはあるのですが、規約の最後の方に定められた一文「上記のいずれの場合においても團長の決定は全ての決議に優先する」という名文があり、「前章まで定めていた決まり事は一体、何だったのだろう??」と誰しもが疑問に思う訳であります。


創團の過程からして強力無比なリーダーシップを持つ團長が團を引っ張るというスタイルが確立していた事が窺える訳ですが、時の流れと共に個の力よりも組織としての力に重きが置かれる様になっております。規約を始め様々な事を規定し、真面目にやってさえいれば、一定の成果が出せる様な仕組みを作っていかねばなりません。再建後の重要なテーマでありましょう。



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八代目甲雄会広報委員会