最近、TVで應援團が取り上げられる事が多い様でありまして、今年も既に2度ほど番組を紹介させて頂きましたが、またもや先週、放送があったとの情報を読者の方より頂き、ご丁寧にその模様の動画まで頂戴致しました。この場をお借りし厚く御礼申し上げます。
今回は関西ローカルの番組でありまして、フジテレビ系列の関西テレビで平日のAM10時から放送されている「よ~いドン 」という番組であります。そのコーナーの中で関西の各所をレポーターが歩き回り、その土地や人や名産の紹介をするというものがあるのですが、先週は京都の等持院を散策するという内容でありまして、付近にある立命館大学が中心に紹介されておりました。
仕込みか偶然かは分かりませんが、レポーターがたまたま声をかけた学生が同校応援団 吹奏楽部員で、団室に案内し、応援のリーダーを軽く紹介するという内容でございました。
団室と申しても神棚や提灯、水牛の角、虎の敷物なんぞが置かれた様な部屋ではなく、各部員が和気藹々としている爽やかなお部屋でございます。立命館大学応援団には現在、リーダー部がなく吹奏楽部、チアリーダー部の2部編成だそうですが、選抜メンバーでリーダー部の役割を担っておられます。故に応援に出向きますと團旗も立ちますし、リーダーもおりますし、太鼓の爆音も轟く訳であります。
今回の放送に限らずこれまでTVで取り上げられた内容は、女性が活躍する応援団という共通点がある様に感じます。立命館も女性団長でリーダーを演じたりされているそうです。男子リーダーのイメージが強い応援団でも女性が活躍する時代になった、厳しい縦社会であると思われている応援団も今では和気藹々とやっている、といった意外性が売りになっているのでしょう。
ただ意外性は一過性のもので、時が経てば斯様な状況も珍しいものではなくなって参る事でありましょう。様々なメディアに取り上げて頂ける事自体は良い事だと思いますので、今、メディアの注目があるうちに何かして手を講じる必要があると愚考致す次第でございます。
八代目甲南大學應援團OB会広報委員会