大阪府大アメフト部 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

TVニュース、関西ローカルのニュースではありますが、大阪府立大学のアメリカンフットボール部が複数番組で取り上げられており拝見しますと、2部リーグで優勝を果たし、悲願の1部昇格に向けて入替戦に出場されるとの事でありました。


以前にも触れましたがアメリカンフットボールではこの大阪府大と我が甲南大学は同じリーグに所属致しておりまして、今シーズンは我がチームは黒星を喫しております。大阪府大は全勝、我が甲南大学は3勝2敗で2位であります。


現在、関西学生アメリカンフットボール1部リーグは、関学大、立命大、関西大、京都大、神戸大、近畿大、龍谷大、大教大の8校で構成されております。他のメジャーな大学スポーツ、例えば硬式野球、サッカー、バレーボール等の1部リーグ所属校の顔触れを拝見しますと、関関同立、甲近龍産を始め「なるほど」と頷く私立大学の名門校が名を連ねておりますが、アメリカンフットボールの場合、1部リーグ8校のうち3校が国立大学なのでございます。そして2部ではこの大阪府大や大阪大などが活躍しておられ、他競技とは少々、状況が違っておリます。


かなり昔より関西アメリカンフットボールの世界では京都大が強豪として名を馳せ、日本一の栄冠を掴まれた事も1度や2度ではありません。一般的に私立大学では付属高校から選手を育成したり、全国から有望な選手をスポーツ推薦制度で獲得したり、様々な手法でチーム強化を図っております。硬式野球などは最たる例でありまして、強豪校には元甲子園のヒーロー、次期ドラフトの目玉がゴロゴロおります。

一方、国公立大学には一部の例外を除いてそういう訳には参りません。京都大アメリカンフットボールに憧れを抱いていたとしても、あの難しい入試試験をパスせねばなりません。実際の現場では様々な事情があるのでありましょうが、原則は上記の通りであります。


ただこういった国公立大学の躍進は、特に我が校にとっては好例になると考えます。これはアメフトに限った事ではなく、手を尽くせば状況を動かせる、という事であります。我が校の各チームが大いに励みとして奮励努力されんことを切に祈念申し上げます。


八代目甲南大學應援團OB会広報委員会