過日、お知らせさせて頂いた通りバレーボールの秋季リーグが始まっております。Facebook の方に取り急ぎ、カードが決まっている前半戦の日程をイベントして作成してみましたので、ご覧頂ければ幸いに存じます。
我が甲南大学のバレーボール部は長く1部リーグで活躍する学内でも屈指の強豪チームであります。我が應援團との交流も深く、また1部リーグの試合会場が長く甲南大学体育館であった事もあり、バレーボール部への応援活動は活動の一つの柱でありました。
ただ全般的に見れば応援活動は活発ではなかった様に思います。事実、ほぼ毎試合、応援に行っておりました時期がございましたが、他校の應援團が来ておられたのは立命館大学應援團を数度、見かけた程度です。
バレーはオリンピック等では日本のお家芸とされるスポーツの一つでありまして、世界大会ともなりますと必ずTV中継される人気の高いスポーツでございます。さりながら大学の世界においては、少なくとも関西圏に限って申せば応援活動は活発とは言い難い状況でありました。
一つにはリーグ戦の時期が春秋に行われますが、この時期は大學應援團が最も力を入れている硬式野球、アメリカンフットボールのリーグ戦の時期と重なる事が挙げられるでしょう。さらにある時期より1部リーグ所属校で應援團がある大学が少なかった事も要因の一つと思われます。また所属校の中では最も西に位置する甲南大学が会場として長く使用されていた事も足が遠のく遠因だったのやもしれません。
加えて関西1部リーグでは長い間、大阪商業大学、天理大学の2強時代が続いておりました。優勝はこの2校のいずれかで、それ以外のチームは実質3位争いを演じていた訳であります。現在の全日本女子の真鍋政義 監督、全日本男子の植田辰哉 前監督は大商大OBでございます。この一事からしても往時の強豪ぶりが偲ばれる次第であります。
そんな関西バレーボール界も随分と顔触れも変わりました。往年の強豪2校は1部リーグにおりません。代わって近年は近畿大が圧倒的な力を見せております。また会場も以前は閑散としておりましたが、OB、父兄の方々、学校関係者等、多数、観戦にお越しになっておられます。
昔はサーブ権という厄介なルールがあり、バレーの試合と言えば時間が長い、という印象が強かったものですが、今はテンポよく試合が進行し、観戦していて飽きる事がありません。
より多くの皆様に関心を持って頂き、更なる盛り上がりを見せる事を切に祈念申し上げます。
八代目甲南大學應援團OB会広報委員会