東京五輪【後編】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

関西では古くより関関同立と呼ばれる関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学の4校が関西を代表する私立大学として認知され、スポーツの世界でも概ねこの4校は強豪校であり続けております。

そしてその関関同立を追う二番手集団を甲近産龍(順番には諸説あり)と呼び、近畿大学、京都産業大学、龍谷大学、そして我が甲南大学がその4校であります。近畿大学は言わずと知れた関西のスポーツ界の重鎮でありまして、関関同立と肩を並べる強豪であります。京都産業大学、龍谷大学も特異な分野で力を養い台頭が著しゅうございます。


その中、我が甲南大学では1部リーグで優勝争いを演じたり、全国で覇を競える様なチームは極めて少ない状況が続いております。

その状況を反映しているのでしょう、応援団と名の付く組織がないのも我が甲南大学だけであります。俗に言うリーダー部組織がないのは我が校以外にも立命館、京産がありますが、立命館にはリーダー部を名乗らずともリーダー部の役割を果たす部隊をお持ちですし、京産は全学応援団の名の下、チアリーダー部、吹奏楽部を擁しておられ、リーダー部も部員が今はゼロなだけで、現在進行形の団体の中にありますので、いつ復活しても不思議ではございません。


この面から見ても我が校は未だにクラブ活動においては途上校であると言えましょう。何もスポーツの強弱が大学の価値を決めるとは思いませんが、スポーツを通じた交流、一体感の体感という事は極めて重要な事であると言えます。


東京五輪が今後、7年間、話題の中心を占めるであろう今後の社会情勢を踏まえ、今一度、大学におけるクラブ活動の在り方を考えるべきではないかとご提言申し上げる次第でございます。


八代目甲南大學應援團OB会広報委員会