後期授業開始 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

大学の後期の予定を先取りして昨日、バレーボール部の日程をお知らせ申し上げましたが、我が甲南大学そのものの後期授業開始は9月21日(土)からであります。

後期の開始の日と言うのは應援團員にとっては、年間を通じても最も憂鬱な日の中の一つであります。夏休み中には夏合宿がありますが、帰還後、しばらく娑婆の水に馴染むと、またあの怒涛の如き日々が待ち受けているのかと思うだけで気は滅入るのであります。

後期開始が近づいて参りますと、大怪我をしない程度に、しかし入院しなければならない程度に車と衝突しないものかしら?等と真剣に考える不届き者もいない訳ではありません。しかしそういう不心得者に都合の良い展開が起こる事はなく、冷酷に当日を迎えるのが常でありました。

後期というのは前期に比し桁違いに忙しいものであります。既に経験済みの2回生や3回生でさえ、後期が始まるとやらなければならない事の多さにげんなりしてしまうのでございます。

後期には学園祭がありまして、そこでは演劇祭、演武祭への出演、模擬店の出店がございまして、またその時期に合わせ機関誌「至道」を発刊せねばなりません。


各行事への準備、練習はもとより広告営業、原稿集めはもとより、こういった行事の前には書状の発送が活発になります。朝の当番から始まり昼に練習、練習後は慌ただしく広告営業を回り夕方より再び練習があり、終わりますと宛名書きをする、といった生活が始まる訳であります。


実際にはいざ怒涛の中に一旦、身を置きますと極めて速く時間は流れ、あっという間に冬になっております。慌ただしくはありますが、後に振り返った時に思い出すのはこの期間の事が多いものでございます。


八代目甲南大學應援團OB会広報委員会