應援團は完全な縦社会である事は広く知られておりますが、その基準は言うまでもなく入学年度と申しますか正確には入團年度であります。
可能性としては様々なイレギュラーがございます。例えば大学に入って2回生から入團した場合はどうなるのか、等でございまして、歴史を遡れば、そういう事態が発生した事はございますが、かなりのレアケースであります。ちなみにそういう場合は、何回生であれ、最初の1年間は1回生として過ごさねばなりませんし、4回生になった時も余程の器量、実力がない限り、重要なポストに就く事はない等、ハードルが高い事もあって、数的には少ないのかと思われます。
入團年度が基準になると言う事でありますので、創團以降、年を追う毎に浪人した後、入学して来る者が増えて参りまして、年齢と学年の上下関係が必ずしも一致しなくなって参りました。
顕著な例としては、幹部=現役入学(早生まれ)、準幹部=現役入学、2回生=1浪、1回生=2浪でありますと、全員、同じ年になるのであります。
更に気の毒な例としては高校時代は同級生として過ごしていたにも関わらず、浪人したが故に、大学では先輩、後輩の枠組みになってしまうというものでございます。これはしばしば発生するのでありますが、割り切るしかございません。
日常、2人だけの時は高校時代のままであったりもしますが、一日の殆どを團員として過ごさねばなりません故、他の團員同様、先輩後輩の間柄で接する必要がございます。
結論としては年齢の事を気にしていては應援團員としては勤まらないのであります。
八代目甲南大學應援團OB会広報委員会