去る6月22日に定例会を團室で開催させて頂いた事は既報の通りでありますが、その際、團室にある大量の写真の一部を若手会員と共に持ち帰りまして、それぞれ自宅でスキャナで取り込む作業を行っております。
かつて私共が自身で撮影した物や友人等に依頼した物はネガが残っておりますので、そこからの復元が可能でありますが、大学や大学が委託する業者様が撮影頂いた物については現物しかございません。
大学も業者様も阪神大震災で大きな被害を受け、写真資料の相当を失っておりますので、今ある現物は非常に貴重な資料となっているのであります。
写真ですので、やはり経年劣化の影響で、色褪せてきたりしております。時を移せば移す程、状況は悪くなる一方でありまして、今年より写真の電子化に着手致して居る次第であります。
その中からこのブログでご紹介申し上げている作品も多々ありまして、我が應援團の歴史を立体的に浮かび上がらせる役割を果たしております。
改めて見ますと相当数、失われている写真も多々あります。当時の團員が思い出に持ち帰った事もあるでしょうし、印刷物を作成の際に使用したものは抜き出したまま何処かに行ってしまったり、と様々な事情がありますが、少なくとも現行、團室で保管している物については早期に電子化を完了させたいと思っております。
いかんせん数千枚はあろうかと思われますので、地道に片付けて参るしかございません。
家庭用のスキャナーでございますので、業務用とどの程度の差があるのや分かりませんが、意外と時間がかかるものでございます。ご協力下さっている会員には大変な労苦をお掛け致しますが、これも我が團の歴史を後世に残す為と思い定めて、引き続き宜しくお願い申し上げます。
團室にある写真が全て電子化出来ましたら、DVD等に焼いて会員諸兄に配布させて頂く事を検討致しております。
八代目甲南大學應援團OB会広報委員会