続・練習場 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

練習がグラウンドやバスケットコートで行われる時は、ギャラリーが沢山いらっしゃいますので、さながら公開処刑の感がございます。昼休みに生協で購入した弁当を片手にグラウンドで食べるべくやって来た学生は、我が團の凄惨な練習風景を目の当たりにし、食欲を失う、などという事態も珍しくございませんでした。


練習をつける上級生にしてみれば、人目がある場での練習は、應援團は厳しい修業の場であるという事を認識せしめる場であるという理解でありますので、厳しくなるのは当然でございました。

【旧2号館屋上での練習風景】
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違った意味で團員に嫌がられた練習場は旧2号館屋上での練習でありました。旧2号館は7階建ての校舎でございましたが、下級生はエレベーターを使う事を禁じられておりましたので、太鼓や團旗等の重い用具を担いで屋上まで階段で上る必要があった為であります。


帰り道も練習で足腰がガクガクとなっている状態で荷物を持って階段を降りますと、かなり危険でございます。練習で頭ボーっとしているものの、転ぶ→練習用具を落とす→破損する→恐ろしい結果が待っている、という事だけは理解しておりますので、その意識だけで無事、下まで辿り着けるのですから、人間とはよく出来ていると感じるのでございます。


八代目甲南大學應援團OB会広報委員会