創意工夫 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

以前、摂津本山にかつてあった團員御用達のお店の事を等を書かせて頂いた記事に対し多数のコメントを頂戴致しましたが、その中に興味深いコメント がございました。

 

他校の乱舞祭で感銘を受け、実際に自身でも研究、精進され、我が團の乱舞祭において吟詠「西宮八景」を演じられたとのエピソードであります。

 

調べた範囲では、我が應援團の乱舞祭の舞台で吟詠が演じられたのは、この一度きりではないかと思われます。昭和52年、代で申せば23代目での出来事であります。

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歴史を振り返りますと、この時代に斯様な事が出来た要因はございます。48代目まで続いた乱舞祭、乱舞の集いの舞台構成、照明、口上等は19代目~23代目の期間で、後世に伝わる形が確立されております。

 

様々な形を試行する中で、ある程度の運用が固まった訳でございます。もっと改良できる余地はないか、と絶えず考える空気がありましたので、こういう新しい取り組みに積極的だったと考えられます。

 

その後はどちらかと言えば確立された乱舞祭の形を忠実に再現する事に重きが置かれる様になった様に感じます。これは乱舞祭の運用方法に限った事ではございません。應援團の在り方、応援手法、團運営、リーダーの型、行事等、全てにあてはまる事ではないかと思われます。

 

再建活動にあたっても常に固定観念に囚われる事なく、柔軟な発想で取り組んで参りたいと思う今日この頃であります。

 

八代目甲南大學應援團OB会

広報委員会