今春の我が校と学習院大学の定期戦開会式には新入團員が参加していなかった我が朋友・學習院大學應援團の今春の勧誘状況はいかがなものか、気にしておりましたところ、6月1日に新入生歓迎会が行われたとの事であります。
本年は應援團全体では31名の新入生を迎えられたとの事でありまして、そのうちリーダー部は2名でございます。
昨年度でざっと総勢100名の勢力、1学年平均25名計算になりますので、益々、團員が増加した事になります。このまま推移しますと、今年の新入團員が4回生になった時には120名体制が出来る訳であります。
学習院大学は我が校とほぼ学生数が同じでございまして、8000~9000名といったところであります。故に学習院大生の80~90名に1人は應援團員という訳でございますので、その勢威が伺えます。
學習院大學應援團はリーダー部のみで創設され、その後、チアリーダー部が誕生し、平成に入ってから吹奏楽部が設置された事により今日の三部体制が完成致しました。
吹奏楽部は昭和30年代に誕生させたにも関わらず應援團より独立(今も文化会団体として活躍しております)し、改めて結成された謂わば第二次吹奏楽部なのでございます。
既存の吹奏楽部がある中で新たに別団体を立ち上げるのは相当な労苦を要したであろう事は想像に難くございません。
そもそも我が校と学習院大学が兄弟校の誼を結んだのは、大学の規模や校風が似ている両校間で切磋琢磨してゆく事が目的だったとされております。
確かに両者の間では類似点が多々、見受けられます。であるならば、学習院大学でこれだけの大輪の花を咲かせている應援團が、我が校で再建出来ぬ道理はございません。
八代目甲南大學應援團OB会
広報委員会