本日の記事の中に事実誤認がございましたので、訂正申し上げると共にお詫び申し上げる次第でございます。
1.拓殖大学アメリカンフットボール部戦績について
・2007年3部最下位入れ替え戦敗退
・2008年4部優勝入れ替え戦勝利
・2009年3部優勝入れ替え戦勝利
・2010年2部優勝入れ替え戦勝利
・2011年1部初勝利を挙げるものの7位に終わり、入れ替え戦1点差負けで降格
・2012年2部4勝3敗で5位
今年は、2部優勝1部復帰を狙っておられます。しかしながら僅か3年で4部から1部へ駆け上がっておられますが、これは驚嘆以外の何物でもありません。OB会・父母会・選手・スタッフ個々の強い思いと連帯がそれを可能にせしめたものと思われます。人の思いには現実の物事を動かす力があるという何よりの証左であります。私共も大いに励みにしたいと思っております。
2.3部応援(リーダー・チア・吹奏)について
拓殖大学において3部体制での応援は既に昨年2試合、拓殖大学八王子校舎で実現しておられるとの事でございます。しかもチアリーダーが自主的に「アメフト応援ってとても楽しいんです」と近年、箱根駅伝以外の応援をしてこなかった吹奏楽部を口説き落としてくれた為だそうです。現役の学生が自ら現状を改善すべく考え行動する、という事は組織が硬直していない証拠でありましょう。そして意気に対して意気で応える吹奏楽部の姿勢にも頭が下がります。吹奏楽部は我が應援團もかつて内部組織として運営していた時代がございますので、少しは分かっているつもりでおりますが、一度、年間の運営スケジュールが定着してしまうと、なかなかそれを変革する事は難しいのです。たかが応援に1日、行くくらい…と思われるかもしれませんが、応援用の楽曲を覚えねばなりませんし、リーダーやチアリーダーとの連携も必要ですし、ある程度は試合の流れを把握する必要もあり、と事前準備にかなり手間がかかる訳であります。それらを全て乗り越えて実現に漕ぎ着けたのですから、快挙と言っても差し支えないないでしょう。この様に若い組織体ですので、まだまだ飛躍される事でありましょう。
我が校でも体育会にチアリーダー部があり、文化会に吹奏楽部がございます。そしてチアリーダー部がアメリカンフットボール部の応援に吹奏楽部に対して出陣を要請しているのですが、うまくいっていないとの話を聞いております。この拓殖大学での事例は一筋の光明になるのではないでしょうか。そして何より意志あるところに道は拓けるという事を大いに学び、そして実践すべきでございます。
八代目甲南大學應援團OB会広報委員会