学園歌斉唱 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

かつてのOB総会では現役應援團が出席しておりました故、会の最後は現役團長指揮の下、学園歌斉唱で締めくくりを行っておりました。我が應援團の創設者である故 本田孝雄先輩の葬儀の際も團長の学園歌で先輩をお送り致しました。

 

宴も盛り上がって参りますと、往年の名リーダーと言われた先輩のリーダーでタコ踊りをやったり、他校で見られる様な光景が当会にもかつてはありました。しかし現役がいなくなって以降、OBの集まりでそういう事も自然となくなって参りました。

ただやはり歌というものは過去と現在を繋ぐ重要な役割を果たしております。我が團では監督やコーチを置かず、現役幹部の指導に任せていくスタイルであった為、演武の型も時の流れの中で結構、変化しております。

当会も現役應援團が研究し考案したものである以上、出来の良し悪しはさておきそれを支持しておりました。故に創團当初と最後の48代目当時では随分と型が変わっております。しかしながら我が校に伝わる学園歌、応援歌といった歌は当然の事ながらどの時代でも同じでありますので、創團当時の先輩から48代目まで同じ歌を歌えるのでございます。その一体感が重要だと考えます。

 

先日の東京支部総会ではプログラムにはなかったのでありますが、最後は学園歌をやろうという雰囲気になり、参加者の團長経験者の者が指揮を執り学園歌を皆で斉唱したのですが、見事なまでに一体感を参加者全員で共有出来たのであります。

引退後、長い間、学園歌斉唱をやった事もなく気恥ずかしもある事だと思いますが、こういった席では最後は学園歌で締めくくる形を定着させてゆくべきではないでしょうか。

 

八代目甲南大學應援團OB会

広報委員会