前回 、ご紹介させて頂いた映画「嗚呼!花の応援団」の第二作について書かせて頂きたいと思います。
以前にも書かせて頂いた通り映画「嗚呼!花の応援団」は計4作品が制作されており、その第1作は昭和51年に制作、この第2作も同じく昭和51年に制作されました。第1作が8月、第2作が12月の公開でありますので、当時の人気ぶりが窺えます。
第1作で主役を演じた今井均さんは土木建築会社の社員として南米へ赴任する道を選択し、降板され、再公募の末、井上浩之さんが二代目青田赤道を演じる事となりました。背が高くいかにも凶暴そうな顔つきは、歴代の青田赤道役の中で最も原作漫画のイメージに近うございます。
また本作ではシリーズ屈指のキャラクターで、タイトルロールにもなっている"役者やのォー"の薬痴寺先輩が初登場致します。
一回生イビリの薬痴寺先輩を嬉々として演じたなぎら健壱 さんは、その後のシリーズ全てに薬痴寺として登場する事となります。
原作漫画のエピソードが上手く散りばめられており、漫画をご覧になった方はより楽しめる様な作りになっております。
主演の井上治之さんについては次回、書かせて頂きたいと思います。
八代目甲南大學應援團OB会
広報委員会