甲南大學應援團は昭和28年に同好会として発足、翌29年に正式に應援團として創團されました。来年平成25年には創團60年の節目を迎える訳であります。
現在、残念ながら團員はおりません。しかしながら應援團の在り方、使命を考えますと、必ずや再建させなければなりません。昨今の学生気質、社会情勢を鑑みますに、茨の道である事は間違いありません。しかしながら我々は自らの信念に基づき甲南健児の意地を見せねばならないのではないでしょうか。
再建が達成できた場合においても、入團した團員には相当の苦労をお願いする事になるでしょう。再建とは團員が入團すれば終わるものではなく、息を吹き返した現役應援團が力一杯、活動を継続できるべく、OB会が全力で支援しなくてはなりません。
そう考える時、まずは甲南大學應援團員として其々の時代を生きてきた我々OBが今一度、己の元團員としての使命を再認識し、現役團員時代にも勝るも劣らない情熱で事に当たる覚悟を持たねばなりません。應援團は大学4年間で完結するものではありません。一生涯を通じて歩む應援團道がそこにあるからであります。そこには年齢も体力も関係ありません。母校・甲南大学への、そして應援團への燃え滾る情念があればそれだけで良いのではないでしょうか。
就きましては創團の意義を再認識し、それを全OBで共有し、鉄の団結を以て甲南大学を、そして應援團を盛り立てていくべく、創團60周年記念式典を挙行致します。未だ詳細は調整中でございます。また実際に挙行に至れるか疑問に思う部分も多々ございます。さりながら甲南大學應援團を現状のまま放置して良い訳はありません。今のまま時を移せば自然消滅という不名誉な結果が待つのみであります。今、甲南大學應援團の事を真剣に考え行動できる者は、この地上に我々OB以外ありません。
OB皆々様が現役應援團員時代に培った不撓不屈の甲南魂で創團60周年を捲土重来の狼煙にしようではありませんか。
全OBのご理解とご協力を伏してお願い申し上げる次第でございます。押忍
甲南大學應援團創團60周年記念式典概略
開催日時：平成25年11月10日(日)
会 場：未定（甲南大学、神戸市、大阪市）
そ の 他：記念誌の発刊 その他検討中
まだまだ不確定な要素が多うございまして、本来は発表できる段階ではないのですが、1人でも多くの方の意見を聞き、全OBの手で作り上げてゆく必要がありますので、敢えて企画段階の今、発表させて頂いた次第であります。
現役團員がいない事を思うと式典内容も制限されて参ります。式次第に関してアイデアを募集致しておりますので、皆様のお知恵を拝借いたしたく存じます。無制限という訳には参りませんが、甲南大学にも應援團にも関係はないが、このブログを通じ是非、出席したいという方をお招きしては？との案もあります。是非、参加したいというお申し出でも結構でございますし、また例えば会社の創立記念式典のご経験からのご助言など、OBに限らず広くご意見を賜りたいと思います。
併せて学園歌のリーダーを担当したい方、応援歌、たこ踊り等の演武のリーダーを担当されたい方も募集致しております。勿論、伝統の乱舞を演じたいという万夫不当の勇者がいらっしゃれば、是非とも名乗り出て頂きたくお願い申し上げます。
約1年後の式典でございますが、今から準備を着々と進めて参らねば間に合いません。重ね重ね皆様のご協力を切にお願い申し上げます。
～應援團の原点に還って～
【山下正和 初代團長】
八代目甲南大學應援團OB会
60周年記念式典準備委員会