今日は書籍をご紹介したいと思います。
Amazonで中古で1円からお求め頂けます。平成15年に単行本として発売された、タイトル通りの東京大学応援部のドキュメンタリーでございます。平成15年と言えば我が應援團では最後の48代目吉田團長が卒業した年にあたります。その頃、天下の東大の應援團はかく日々を過ごしていたか、という事が書かれている訳であります。
東京大学は言うまでもなく東京六大学の一角を担っている訳ですが、大学スポーツの花形・硬式野球が行われている神宮球場では苦戦続きであります。何故なら他の5校はスポーツ推薦で元・甲子園球児、ドラフト候補生がごろごろ居る為であります。そんな絶対不利の中、東京大学応援部がどういう戦いを展開しているのか、よく伝わります。
正直、申しまして、私共が神宮で応援できたのは知る限り48代の歴史の中、1度きりであります。春秋の硬式野球リーグ戦の応援もよく行きましたが、観客は私共だけという状況も珍しくありませんでした。
同じ應援團稼業とは申せ、様々な点で相違がございます。共感できる部分、そうでない部分もあります。しかし彼らもまた應援團でありまして、我が團もかつて東京大学応援部と交流がある時期がありましたし、團員同士、肝胆相照らす仲の者もおりましたし、先日、紹介させて頂いた至道 に広告を掲載して下さったのも他ならぬ東京大学応援部でありました。
このブログを通じお伝えしているかつての我が應援團と東京大学応援部の在り様を比較して頂ければ、應援團という団体の持つ幅の広さと申しますか、無限の可能性を感じて頂けるものと思います。
ところで作者の最相葉月さん、我が團は復活した暁には是非とも「甲南大學應援團物語」を執筆して下さいませ。東京大学とは違う面白い作品が出来る事、疑う余地がありません。
八代目甲南大學應援團OB会
広報委員会