"幻"の甲南大學應援團 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

甲南大學應援團という団体は自虐的ではありますが、現役が存在していた頃から余りメジャーな存在ではありませんでした。無論、應援團が存在していた時代に甲南大学に在籍していらっしゃった方であれば、良くも悪くも存在をご存知頂けていると思いますが、世間一般的に、また大学應援團の業界においては、メジャーではなかった、という意味でございます。

 

理由は幾つかあります。体育会に全国大会はおろか関西で優勝を争える様な強豪チームが余りない為、大観衆の中、応援の指揮を執る場面が殆どなかったこと、大学應援團の業界でも過去から様々な連盟組織がありましたが、甲南は殆どの期間、加盟していなかった為、公式な他大学應援團との付き合いがなかったこと、等が挙げられます。

 

今回のお題である「"幻"の甲南大學應援團」とはある大学應援團OBが仰っていた言葉であります。氏曰く「甲南大學應援團から郵便物は来るので存在しているらしい事は分かってはいたが、応援会場や乱舞祭会場で見かけた事はない」との事で、斯様な呼称が出来た訳であります。

 

確かに他大学との公式な付き合いと言えば兄弟校である學習院大學應援團のみでございまして、年代によって違いはありますが、概ね社交的ではなかった様に思います。

 

時は流れインターネット等を通じ情報が溢れる社会になりました。しかしながらGoogleやYahooで「甲南大學應援團」を検索しても殆ど何もヒットしません。これから應援團を再建してゆく中で、ブログ等を通じ、もっと私共の事を皆様に知って頂く必要性を感じております。

 

関西ローカルのニュースやケーブルテレビで取り上げられたり、全く露出がなかった訳ではありませんが、その中の一つをご紹介しましょう。

 

現在は休刊になっていますが「BURST 」という雑誌をご存知でしょうか?刺青やドラッグ等、若者の生態に裏側から迫った様な内容の、言ってみれば應援團とは何の関係もない雑誌でありますが、平成11年に取材依頼があり、掲載された時のものです。平成11年5月号になります(インターネットの古書ショップ等でまだ購入できるかもしれません)

 

何故BURST誌が私共に注目したのか分かりませんが、少なくとも元気がある若者の集団である、とは思って頂けた様でした。

 

今後も様々な媒体で情報発信を行う所存でございます。

 

 

八代目甲南大學應援團OB会

広報委員会

 

【BURST誌(平成11年5月号)】
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