甲南大学に関する記事について | 大学應援團に関する考察を支援するブログ

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かつて地方都市に実在した應援團の赤裸々な日常を通じ、大学應援團とは何を考えるブログです。

去る3月10日、久々に新聞で我が校の名を広告欄以外で見かけたので、何事ならんと見たところ悪いニュースでありました。

各紙で報道されていますが、おおよそは以下の内容であります。


 

一部紙面では遺書とされるものの一部が掲載されておりますが、暗に大学側に問題があると示唆する部分を使用していますので、記事を書いた記者は大学側に批判的である事が分かります。

【朝日新聞掲載分より】


平成30年の出来事との事ですが、遺族側と大学側の折り合いがつかず今回の報道に至った様であります。事実関係は淡々と書いてある各紙記事の情報だけでは憶測の域を出ませんので、コメントは控えたいと存じますが、やはりこういう形で報道されてしまったという結果から見ると、大学の対応に問題があったと言わざるを得ません。

世の中には大小様々なトラブルがあるものでありますが、当事者間でしっかり話し合いがなされ合意が得られれば、たとえ中身がどういうものであれこういう結果にはならないのだと思っております。

 

かつて我が校はマスコミ対策は優秀だったと聞いております。以前も紹介させて頂いた我が團で起こった事件も、半世紀後、週刊新潮に掲載されるまで、一切、報道されませんでした。色々な意味での調整能力があったのだと思います。

全く別事案でありますが、コロナ騒動以前、東京五輪に関して世界各国から来られる選手の為に練習場所の提供を各大学が申し出ていたそうであります。早い話、宣伝効果、各方面とのパイプ強化が期待出来るので、熾烈な競争となっていたらしいのですが、我が校は動きが遅く、結局、神戸では神戸学院大学がその権益の多くを得たと聞いております。

 

甲南大学は盛時に比べ凋落したのは声望と偏差値だけではなく、調整能力、情勢判断能力、早期の意思決定など法人としての基礎体力の衰えが感じられます。こういった力の回復をしない限り再発は防げないでありましょう。

 

故人の冥福をお祈り申し上げると共に、我が校が学生にとって魅力的な大学であって欲しいと願う次第であります。

 

甲南大學應援團OB

八代目甲雄会広報委員会