万博記念公園野球場 | 大学應援團に関する考察を支援するブログ

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かつて地方都市に実在した應援團の赤裸々な日常を通じ、大学應援團とは何を考えるブログです。

現役應援團員時代、「万博球場」と呼んでいたのですが、正式名称は万博記念公園野球場
であります。その名の通り昭和45年に行われました大阪万博の跡地を整備した万博記念公園の中の一施設なのでございます。





以前にもご紹介しましたが、我が甲南大学硬式野球部が所属致しております阪神大学野球連盟は発足当初は西宮球場を本拠としておりましたが、その後、様々な球場で試合を行う様になりました。旧関西六大学と各りーグ優勝校との入替戦があった時代ではプロ球団も使用する西京極球場で試合を行ったりしておりました。





その後、阪神リーグはこの万博球場で試合を行う期間が長かった様に思います。この万博球場は團員泣かせの球場でありまして、とにかくアクセスが不便でありました。平成2年に開業した大阪モノレールを利用すれば最寄駅より徒歩15分なのでありますが、モノレールがない時代は阪急電車の山田駅から極めて本数の少ないバスに乗って行かねばなりませんでした。





次に観客席は階段状に座席が設けられている様な作りではなく、芝生の斜面でありました。滑りやすい芝生の斜面に試合が終わるまでの2-3時間、立ち続けねばなりませんので、足の疲労が甚だしかった記憶がございます。





そして何より観客の少なさは特筆すべきでありましょう。平日に試合が行われる事が多うございましたし、先にご紹介した様なアクセスの悪さ。よって観客席にはファールボールを拾う補欠の選手と我々以外は、誰もないという事も珍しくありません。グランドにいる選手の人数よりも観客が多いという珍事が発生すれば「今日は何かあったんか?」と訝しむ者さえおりました。





リードすべき観客がおりませんので、我が應援團ではリーダーはグランドの方を向いて行うという、おおよそ他校では考えられないスタイルでの応援が多々ございました。




甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」


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