浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
昔からの自分の思考、認識から抜けられず、また同じことをしてしまう。
そんな浮気夫もですが、された妻にも言えます。
自分に刷り込まされた信念により、ネガティブな出来事を自分なりに認識する。認識は感情に影響を与え、その感情によってどう行動するかが決まります。
また同じ問題が起きたと言うか、また不倫が始まった。
皆様の中にも2度目、3度目の方も多いでしょう。
同じ相手の場合もあれば、違う相手の場合もありますが、よくよく検証すると一度目と同じです。
何が一度目と同じかと言うと、不倫をあやしんでから(確信してから)の自分の思考、認識パターンがです。
それに夫が不倫に逃げる流れも一度目と同じ。
一度目の流れを焼き増ししているのか、再生しているかのよう。だた相手の女が違うだけだったり。
たとえばこんな事例はよくあります。
自己価値感が低く承認欲求が無駄に強い。それに性的欲求も強い夫の不倫。
自分は認められたい。ちやほやされたい。それに刺激が欲しい。
承認されたいだけでなく自由欲求も強い。
束縛されたくない。窮屈なのは耐えられない。
うちの夫はなぜこんなに承認されたいのか。自由を求めるのか、、、。
欲求不満耐性が低い、メンタルが弱い夫でもあり、そんな人は何かに逃避する傾向もある。会社からも夫婦からもです。
逃げていても何も解決しないけど、苦しさを感じたくないため逃避、回避するしかない。
そんな夫に責めたり、攻撃的態度をとったり、束縛のし過ぎは、黙って言うことを聞いているふりをしてても心の中ではネガティブな感情で溢れている。
俺はいつでもあなたの言うがままにしなければ(従わなければ)いけないのか。
もう耐えられない。何もかも嫌になった。もう離婚でいいと。
しかし精神が不安定な夫は、そう思うときもあれば、そうじゃないときもある。
やっぱり夫婦をやっていきたいとか言うし。
つまり本気の離婚の覚悟などなく言っていただけ。
不倫を知ってから、
不倫を夫に切り出してから、
そして不倫をいったん終わらせた後も、
どんな夫かによって妻の向き合い方は違います。
そして妻もそれそれの段階で自分がしがちな認識の仕方や行動もいろいろです。
それそれの段階で、妻はどうするべきかを理解できても、時間が経過するとまた戻ってしまう。いつもの自分の思考、認識の癖が出てきて、主導権を握られ、やってしまう(言ってしまう)。
二度目三度目なのにまた同じ説明を最初からしてて、気づいたりする。
もちろん浮気不倫という行動はした人自身の過失であり責任です。
再犯に及ばなければいいだけのことです。
でも、それは夫の課題です。
妻が必死に相手を変えようとしたってコントールなんてできません。
妻ができることは夫に影響を与え、自覚を促すところまでです。
それと自分をコントロールすることです。
覚悟をもって自分の正しくない部分は変えていき、手放すべき認識は手放し、変わらないとまた同じことが起きます。
夫婦関係の修復とか再構築とか言いますが、自分ってどんな人なのか。夫ってどうなんだろう。→ 妻、夫の心に振り込まされたネガティブな信念
深く理解しないとただ言葉が歩くだけです。