過去を振り返ってみて思い出してみたら、なぜこんな夫婦問題が起きたのか認識できてきた妻 | 夫、妻の不倫、浮気、夫婦問題カウンセリング|河野匡利

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浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。

 

 

真実を知ったら楽になれた。もっと悲しんだり、苦しんだり、感情の起爆スイッチがまた押され、自分を抑えられなくなると思ったけど、、、。

この人(夫)は、やっぱり不倫は続いていた(事実だった)。

そして女はどこの誰で、こんな人なのかとはっきりした。

 

悔しくて泣けてくることもない。

むしろ、そうなんだと納得し、真実を知って安心している自分だったりする。

 

 

 

 

以前ならここまでわかれば、夫を問い詰めて責めただろう。

でも今は違う。

 

人間の感情って不思議です。同じような状況でも自分がどう認識するかで感情は変わります。

 

冷静でいられる自分は、不倫前の自分はどうだったか改めて振り返る。

 

そうするとやっぱり夫婦関係はぎくしゃくしていたことを思い出す。

付き合ってた頃、結婚して夫婦二人のときはすごく楽しかったけど、ある時期から自由に楽しめなくなっていたこと。

 

夫は妻ともっと楽しくいろいろしたかった人。

でも自分はいっぱいいっぱいでそうじゃなかった人。

やっぱりそこからすれ違いが生じていたことは事実だった。

 

だからと言って外に女を作っていいわけではないけど、夫の言動態度を見ていると、家族を壊して女のところに行くとか、一緒になりたいわけではないのだろう。

離婚を迫るわけではない。

 

不倫がばれてさんざん話し合った後、夫婦をやり直そうって落としどころをつけた。

それに妻に向き合ったり、子供にも向き合ってはいる。

不倫していないテイで夫、パパを演じている嘘つき夫だけど。

 

 

 

 

終わったことにしている夫。

不倫のことを言わない妻。

そんな状態の方は多い。

いずれ不倫関係が終わる場合もありますが、多くの場合はこの状態は続くことも事実。

 

でも、実際本当に終わっているのかと疑心暗鬼だったなか(もちろん終わっていないと感じていたが)、事実がわかってすとんと落ちた。

そんな方も一定数いますが、珍しいケースではありません。

 

私からすれば、妻は一歩も二歩も前進しました。

大人の自分が強化されていき、今までの自分、過去の自分を俯瞰して見れるようになっています。

 

もちろん妻の大部分は正しい。

でも、間違っていた部分を自分の心に招き入れ、内省することができています。

 

なぜ、こんなことが起きたのか。

夫はどんな人なのか。

自分はどうだったのか。

 

冷静に考えられる妻は、以前みたいな言動、態度をとることが少なくなった。

以前みたいにやばいくらいのバトルになっていない。

夫も妻に反応して少しづつ変わってくる。

 

夫の「なんでわかってくれないんだ!?」の意味もわかってきた。

私は「なんで私のことをわかってくれないの!?」と求めてばっかりだった。

 

今までいろいろネガティブなことがあったけど、元気が出てやる気が湧いてくる。

 

時には心がざわめくでしょう。けど以前とは違う。今の自分を信じて進んでいき、いずれ不倫(くだらない恋愛ごっこ)にメスを入れるときがくる。

 

でも大丈夫。夫をコントロールしようとせず、冷静な大人の認識で、そして愛情をもって対処できるでしょう。