単身赴任中に浮気、不倫して離婚を迫る夫 | 夫、妻の不倫、浮気、夫婦問題カウンセリング|河野匡利

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夫、妻の浮気、不倫を解決するカウンセラー。
離婚を回避し夫婦関係を再構築したいあなたへ。

浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。

(2023年4月7日過去記事の追記更新です)

 

 

一人になり自由を謳歌して狂い咲きしていますね、夫。

妻にばれて責められ帰りたくなくなってますね、夫。

単身赴任中に一人の女と親密になり、不倫恋愛にとち狂う夫のことです。

 

夫自身の問題は大きいですが、夫が置かれていた環境にも原因があり、単身赴任先で一人暮らしの夫には時間も自由もあり、寂しさと人恋しさのあまり羽目を外した行動をとる。

 

海外へ単身赴任している夫も含め、年間通してこの種の相談は多いカウンセラー。

現実的な見解をお伝えします。

 

 

 

 

妻も以前からあやしんでいたが、ある日不倫を知ることになる。

スマホやカバンの中を見て浮気を確信し、夫に問い詰め自白した夫が多い。

 

さて、妻にばれ、そのとき(それ以降)夫はどうなるか。

 

一人でいて魔が差した。

ただの遊びで本気じゃない。

申し訳ない。もう会わない(終わりにする)から。

 

という夫もいれば、

 

好きな人ができた(いる)。

彼女とは別れない。

あなた(妻)とは無理。

一緒に暮らせない。

別居したい。

離婚してくれ!

 

単身赴任を終えるタイミング(単身赴任の後半の時期)が多いのですが、女への愛を妻に語るほど頭の周りに天使が舞っている状態の夫も少なくない。

 

まず注意点です。

自白の際、離婚などネガティブな言葉を真に受けないでください。

この場面での離婚発言は、言うほど覚悟はない。妻にばれて妻に激しく責められ、発した(言わせた)言葉の場合が多いから。

 

夫の心理としては、もっと単身赴任を続けたいのです(別居を続けたい意味)。

妻といると監視される不安。これまで自由にできた生活が楽しくて刺激的でたまらない。だから手放せない。

 

だから、妻がよほどのことを言わない限り、離婚とは言いません。

夫の思惑は、自由に恋愛していたいです。あくまでも妻との別居です。

 

夫として父親として責任は果たすようなことも言う。

俺を頼っていい。

別々に暮らしても生活を困らせないようにする。

さらに、子供のことなど日常のことなど教えて欲しい。

何かあれば飛んで行く。

 

どうでしょうか?

単身赴任でおかしくなった夫の多くが言います。

 

しかし妻が別居の先は離婚したいのか?と詰め寄ると、

離婚でいい。離婚したい。

と返ってくるでしょう。

夫のほうから離婚してくれと迫るケースもあります。

 

俺にとってそれだけ必要な女性。再婚したいくらいな女性だと言ったとしても信じないでください。

夫の幻想です。錯覚です。

一人暮らしして青春を取り戻したかよう。

この人たちはこうなっちゃうのです。

 

違うでしょう、離婚に進んでいますと言うなら、不倫前、やばいほど夫婦関係がよくなかったか、

不倫を知ってから妻が豹変し、NG言動、NG行動連発だったのです。

 

後者が断然多いことは以前から言ってます。

妻が不倫を知って夫に問い詰めてから夫婦関係が急激に悪化する事例ばかり。

日々、ネガティブな話し合いを続け、炎上し続け、家庭内別居になり、結局夫が逃げる(出て行く)。

 

最初から離婚は言ってこないなか、

妻が夫の発言を否定し続けたり、

言い過ぎたり、責め過ぎたりすると、近寄りません。

逃げ続ける可能性が高いものです。

 

 

 

 

海外を含め単身赴任先で一人になった環境は妻のせいでも夫のせいでもない。

けどそんな環境に置かれ、自分をどう維持していくかは夫次第です。

2~3年誘惑の多い国に居ても、しない人はしない。

ですが、する人はする。

 

でも、天使が舞っている夫に、そんな正論を言っても、無駄です。

今現在、これから先を考えていかねばなりません。

 

それと、ここも注意点。

不倫したから妻が嫌いだったとか、いずれ離婚したいと思ってたなどと認識しないでくださいね。

 

妻が居ないことをいいことに、たまたま近くに居たクズな女に乗り込まれたようなもの。

ですが、夫に問題がありますよ。

愛情欲しがり屋のかまってちゃん。

甘やかされて育てられた夫にも多い。

 

とにかく一人で暇だった。人肌恋しかった。女の人と触れ合いたかった(キャバクラ、風俗など)。

 

だから一人暮らしで不倫なんて劇薬を飲み続けていた生活をしてたら、帰ってきたくはなくなります。

こっちとあっちを半々でと、おかしなことを言う夫も多い。

 

それに不倫がばれてから妻も責めモードになるからよけい帰りたいとは思わない。

言い過ぎちゃって夫婦関係が炎上し、離婚を言わせてしまうことにもなる。

 

 

さて、このような夫にどうするか。

 

傾向的に言いますが、夫に冷めていた感じの妻が多いなあと感じます。夫がいなくて平穏で心地よかったと感じていた妻もいる。

 

冷めていたなんて、、、と、そんなことはないと思っても、夫がどう感じていたかです。

このような夫は愛情欲しがり屋のかまってちゃんは多い。

プライドがあり強くても、仕事ができても、孤独に弱い寂しがり屋。

心身とも誰かと繋がっていたい、触れ合っていたい欲求は強い。

そこそこ以上の性欲の強さもある。

 

こんな人に、時間(暇)と少しばかりのお金を持たせたら、おとなしくできるわけがない。

 

となると、

逆上して責め続けていたら溝が深まるばかり。

別居はしない、離婚もしないといくら言っても難しい。

多くの経験者の妻は感じているはず。

あなたは有責配偶者だからあなたからの離婚なんて認められないから!

など、バトルワード連発は控えましょう。

おかしくなっているこんな夫をよけい刺激するだけです。

 

夫がすぐに変わることも無理です。

 

じゃあ、女に行動を起こすか!?

 

この段階でやったら致命的ですよ。

このタイミングではありません。

 

夫がしたいのは、はまってしまった恋愛であり離婚ではない。

夫の離婚という言葉に反応して、攻撃し過ぎてしまった。

そして夫を変えようと必死になればなるほど、悪態をつき逃げる夫状態です。

 

相当夫婦が悪い状態の方は、不倫してからではなく、不倫がばれてさんざんもめたからと認識してください。

 

もちろん浮気、不倫という行動は夫の過失です。その行動自体は夫の問題です。

しかし、単身赴任中におかしくなっている夫ですから、妻に以下の意識が必要となります。

 

別居を黙認も否定もしない状態で、夫ととことん話す場面は必要です。

その際、

わからせる、

説き伏せる、正論責めするはNGです。

女への攻撃的な発言もNGです。

 

なぜ、夫がこんな状態になってしまったか、個々にお伝えしています。

あのとき、こうすれば問題が起きなかったかもしれないこともお伝えしています。

何が問題だったか理解することは必要です。

 

たとえばですが、単身赴任先から夫が定期的に帰ってくるだけでなく、妻はどれだけ行っていたか。

夫とのスキンシップはどうだったのか(物理的に無理と片付けないで)。

夫にあなたは一人じゃないと伝わっていたか。

夫に冷たくなかったか。

夫がいなくて(たまに会うだけで)、まあいいかという思いだったか。

また、そもそも夫と一緒に移転できなかったのかなど。

 

いろいろ検証することはありますが、上記のことを自省し、改善する意識、諸々の言葉がけも必要です。

「あんなに不倫にはまっているのに!?」とか、「離婚まで言ってきてるのに!?」と聞こえますが、上記の問題点が変わらない限り帰ってこないでしょう。

 

今起きている不倫のことをそっちに置いて、そんな妻になれるわけがないというのもわかります。

でも、夫がしている不倫恋愛は結局先が見えるおままごと程度のものが多い。

女にも夫と子供がいて離婚なんてしないダブル不倫女もざら。

歳が離れたお金目的の水商売女もざら。

 

将来があるんでしょうか?って話。ないないない。

 

夫の言葉を鵜呑みにしないように。

 

まずは夫婦関係の距離を縮めることです。

それに武闘派奥様は自分の認識も改善する必要はあるでしょう。