浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。
浮気、不倫などを始め、
夫婦間で勃発した問題行動には必ず原因があります。
した方も、された方もです。
浮気、不倫まで起きた原因がどちらにもあったかもしれません。
気づいていなかったこと、問題と感じていなくてスルーしてきたこと。
それに、そもそも相手はどんな人格の人なのか。
私(僕)という人間がどうなのか。
理解が足りなかったかもしれません。
そんなところまで振り返り、しつこいくらい掘り起こす。
幼少期はもちろんのこと、20代の環境要因。
さらに過去の恋愛までさかのぼる必要もあります。
この問題を引き越した「なぜ」を知るために。
でないと、今起きているこの問題の本質に向き合えない。
それはした方も、された方にも言っております。
自分にとって都合の悪い、認めたくないことが無視されていないか。
都合がいいようにねじ曲げられていないか。
あきらかに問題があるのに、そんなことはないと否定が入り、
何かしらの理由づけによって納得しようとしていないか。
それと、
突然襲ってくるネガティブな感情は、
した夫(妻)の不倫が原因であることは否めないが、
今、目の前の相手だけに原因があるのではない。
自身の過去の経験や感情を記憶の中からよみがえらせ、
引き金が引かれていたためです。
そこにも向き合うことが必要です。
今起きている問題、終わらせたばかりの問題だけにフォーカスし、
目を向けていても根本的な解決にはならないのです。
この土日、複数の方の夫婦交互カウンセリングを実地しましたが、
あらためてそう感じた次第です。