浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
(2021年7月24日記事の更新)
経済的不安がなければ、こんな不倫夫とは離婚でもいい。
夫が浮気、不倫した原因のことは、本日触れませんが、
夫婦をこれからどうするかという問題で、夫のこと、夫婦を諦めている妻はいます。
不倫した夫に対してどう思うが、それは妻の自由です。
夫婦をどうしたいか、妻にも選択する権利はあります。
もう夫とはやっていく自信がない。
離婚でもいい。
そう思っている方も実際けっこういるはずです。
だけど、妻には不安が残る。
それが生活のことです。
お子さんのこともある。
私が何を言いたいのか。
離婚でもいい妻が、なかなか離婚に踏み込めないのは、夫、あなたのせいでもあるということです。
では、その根拠です。
結婚して一緒に暮らし、家庭を築きあげてきた。
多くの犠牲(と言ってもいいくらいなこと)を払ってきて結婚した妻であることを忘れてはなりません。
結婚によって、やめたくなかった職をやめた。
結婚によって、これまで築いてきた地元の人間関係の繋がりを切って夫についてきた。
結婚によって、いろいろな制約を受けたり我慢してきた方も多いでしょう。
死ぬ思いでこの子を産んだ方も少なくありません。
誰の子かっ!?
夫、あなたのお子さんです。
あの頃結婚を迫る夫に妻はまだ早いと思っていた、まだやりたいことがあったけど、こうする、ああする、俺を信じてなどと猛アタックした夫もいた。
妻は妻で自分自身で決められる、
自分の人生を歩んできたかもしれません。
妻は妻でもっと自立できていた方は多いはずです。
自分の選択でもあると言われれば、そうかもしれないけど、夫のためにハンディキャップを負ったも同然です。
浮気、不倫の原因がどうでれ、結果、夫婦を継続し難い原因をつくったのは夫です。
だって夫は離婚の覚悟まで決めて不倫していない。
夫婦を継続し難いとまで思って不倫していない。
妻に対しての不満はあったにせよ、ばれなければいい!程度の行動だったのです。
これまでよく言ってきました。
夫婦を継続し難い状況→浮気、不倫した。
よりも、
浮気、不倫した→夫婦を継続し難い状況になった。
ほうが断然多いのです。
妻にもいけないところがあれば言いますが、過失割合にすれば、断然夫の非が大です。
でも、もう無理な方。
もう本音、夫はいらない方だっている。
でも、不安。
夫が妻に、自立できないようハンディキャップを負わせてきたかのよう。
妻が本来進むべき道を、夫のせいで犠牲にしてきたとも言えます。
曲がったとらえ方だろうか。
そうとも言えない夫は少なくないと思うのですが、、、。
夫が妻のそのハンディを埋めてあげ、不安なく離れていけるよう向き合うべきです。
女をつくって、この有様か!?って話です。
不倫してばれて妻に行動を起こされたら、兵糧攻め、出て行く(行こうとする)夫。
そこまで不倫相手を切れないなら、
そこまで不倫相手との関係を維持していきたいなら、
逃げずに向き合うべきです。
好きになったんだから仕方がない。
奥さんと合わなくなったんだから、執着せずに解放してあげればって言う外野の不倫女さんに惑わされないように。
不倫者は問題を軽く考え過ぎ。
妻の感情も理解できなさ過ぎ。
妻が納得がいく説明と行動をとるべきです。
だって、離婚したい妻も、してあげてもいい妻もいるのですから。
もう妻には夫への愛情はもちろん、気持ちなんてないですから。