浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。
不倫している妻は離婚してもいいと思っているのだろうか。
妻の気持ちがわからない夫は多いものです。
妻はもう僕に気持ちなんてないのです。
妻はきっと離婚してもいいと思っているはずです。
そう感じている夫もいますが、果たしてどうでしょうか。
妻の不倫の実態を踏まえ斬っていきます。
多くの妻の浮気、不倫というものに対峙してきて感じてきたことは、
自分の夫に対して気持ちはない、
夫とは離婚したほうがいいかもしれないと思っていても、
離婚はしない、できない妻が多いものです。
そもそも妻がなぜ不倫に走ったのかというと、
いつまでも女でいたい、愛されたい、恋をしたい。
つまり自分のことを女性として必要とされたい思いが強いからです。
そこに夫との夫婦関係がよくなかったことも、
夫の不倫の場合よりも断然、多いものです。
だから妻の不倫相手はかなり年下だった。
妻が選びそうにない遊び人風だった。
そんなことも往々にしてあるわけです。
いつまでも女でいたい、愛されたい、恋愛がしたい。
女として認められたい。
それと私は彼に抱かれに会いに行く という思いもあるわけですから、
会えば必ず、ホテルへ、、、そんな関係もよくあることです。
性的な欲求は男である不倫夫ばかりではなく、
女である不倫妻にもあるからこそなせる行為なのです。
では、離婚はできない妻の不倫のケースをあげましょう。
妻の不倫でも同じ職場の男性がダントツ多いものです。
時間差で職場を出た妻と不倫相手。
地方の場合、会社から離れた目立たない場所で。
都心の場合、会社の駅からいくつか移動した駅で接触して、
ホテルに向かう二人。
もう阿吽の呼吸。慣れている感じです。
不貞行為に及ぶまでの違いなんて、
ホテルに入る前に、コンビニに寄るか、飲食店に入るか。
ホテルを出た後に、二人で食事をとるかの違いです。
なかには、何も口に入れず、ただホテルだけという場合もある。
一週間、一カ月を通したら、頻繁にホテルに行っている妻と男。
頻繁に男の部屋に入っていった妻。
頻繁に車中密会（車中での不貞行為）していた二人と色々です。
もはや罪悪感なんて吹っ飛んでいるでしょう。
二人の証拠写真を見た方の多くはそう感じてならないはずです。
自分の妻が浮気、不倫していた事実。
ご主人たちの不安をよそに、私は思うのですが、
やはりこのままでは、不倫している妻が不倫から抜け出すことは簡単ではないこと。
この状態でご主人から本気で離婚を切り出されたら、
不倫の代償はとてつもなく大きかったと
妻はきっと後悔するだろうなということです。
どういうことかと言いますと、
夫が不倫妻に対して本気で離婚でいいと切り出したら、行動に出たら、
さすがに最初は切れていた妻が、
「離婚はしたくない」と言いだす始末。
それはなぜか。
妻の不倫相手である男は、妻にとっては結婚生活を営む、
人生を供に歩む男ではないからです。
結婚するような相手ではなく、
不倫相手だからこその相手ということなのです。
妻はいったい何をしたかったのか。何を求めていたのか。
明白です。
だからと言って、夫のことが好き。
夫に戻りたいという気持ちはありません。
今はない、まだない と言っておきます。
妻にとって身も心も救われていた失いたくない彼であることは間違いありません。
ただ妻の不倫も一緒くたではありませんから、
段々と本気で離婚を考えていく妻もいます。
夫婦関係がどの程度冷え切っているかの程度。
妻の不倫相手によっては妻も離婚を意識してくる可能性もある。
お子さんの有無も関係してきて、様々な事情が絡んできます。
やはり妻が離婚を意識してくるには、夫に対してまったく愛情がない。
一緒に居るのも苦痛であるという現実。
それと経済的な不安が払拭できているかです。
自分の収入で何とかなる。
不倫相手が経済的に安定していて頼れる人である。
不倫相手に絶大な信頼感と安心感を確信しているわけです。
そうなってくると、妻との離婚を回避することは難しくなるはずです。
もちろん離婚してあげない夫に徹すればよいのですが、
夫にとってそこまでとち狂っている妻に耐え切れなく、
離婚を承諾してしまう方も少なくないのです。
ただ実際、女としての自分の存在感、価値観をいっぱい感じ、
癒しを求めて疑似恋愛していたい妻が多い。
でもそれは今ある安定した生活基盤があったうえでのことです。
夫にばれない限りは守られているでしょうけど。
不倫している妻に、もし離婚できたら、、などと離婚願望はあります。
それは相手の男にも口走っていることは多々あるはずです。
でも、それは現実的なことではないと思っている自分もいます。
妻の不倫相手は妻にとっては、失いたくはない相手だけど、
かけがえのない、人生を本気でともに歩みたい男ではないのです。