浮気、不倫問題専門カウンセラー河野です。
もう気持ちがないから。
好きではないから離婚して欲しい。
って勝手だと思いませんか。
夫婦といえども男と女。
冷める時は冷めるし、性格の不一致ということもある。
だから仕方がないのでしょうか。
これまでの夫婦はどうだったのか。
どんな理由で離婚をしたいのか。
そこを追求していくと、根深い問題が出てくる場合もあります。
夫は夫なりにこうあって欲しい、こうでなくてはならない。こうあるべきだがある。
妻は妻なりにこうあって欲しい、こうでなくてはならない。こうあるべきでしょうよがある。
夫婦の夜の営みから、生活スタイルから、お金の使い方。
さらに実家の義母との関係まで多岐に渡ります。
お子さんがいるご夫婦であれば、教育費やら育て方の考え方の違い。
仕事で問題や悩みを抱えている夫(妻)であれば、仕事のことが夫婦関係に影響を及ぼすこともあります。
そんな問題はどこの夫婦でも少なからずあるもので、
小さな衝突から大きな衝突までしてきた方も多いはずです。
上手くいっていたはずなのにと思っていても、相手が不満を溜め込んで吐き出さないでいたかもしれません。
それは妻の場合もあるし、不倫夫の場合もあるでしょう。
でもまさか離婚まで言ってくると思っていなかった。
夫の離婚したい原因が離婚に走らせるほどのことだったとは思ってもみなかった。
離婚を言ってきたとき、いろいろ言われ、
それで離婚したいは納得がいかない、
わかりましたとは言えませんとはね返しても
俺の気持ちは変わらない。
離婚の意思は100%変わらない。
もう無理だ、
もう何を言っても無駄だ。
さらにもう遅い。
これってなに!?
ただその際、不倫のことは隠し通す夫は多いはずです。
しかし、
最初は言わなかったけど、女の存在を言ってくる夫もけっこういます。
最初から好きな人がいると言う夫もいますが、
離婚したい理由で、いきなり好きな女がいるからと唐突に投げてくるのは極まれでしょう。
おおかたは、これまでの夫婦関係のせい、
妻の非を並べて、もう無理だ、離婚しかないと言ってくる。
妻も天地がひっくり返るくらい動揺していますから、
夫が後になって女のことを言ってきても、
「主人は好きな人がいるから離婚したいようだ」と捉えがちです。
もう言われた順番がどうだったかなんて覚えていません。
離婚を迫る夫としては、
ここまで言えば妻はわかってくれるだろう。
俺とは離婚でいいと諦めるのではと思っている。
ほんと後先のことのなんて考えない自分勝手な思考ではありませんか。
後先のことを考えずに浮気に走ったのと同じです。
でも夫たちは、結局、妻が悪いに徹するのは見え見えで、
妻が離婚に難色を示しても
夫が離婚を引っ込めることはありません。
妻が、私が悪いところは直すから、考え直して!なんて言ったものなら、
もう主導権を完全に握ったも同然の態度。
夫に対して腫物に触れるようになってしまうはず。
いっぽう夫は、妻にこれからどうやって説得しようか、
女とはどううまくやっていこうか
しか考えていなく、
妻は真摯に反省して、改善しようと努力しているのに、
やはり何をしても意味がなかったということです。
夫が離婚したい決定的要因は、
夫が言う妻に対する非や、性格の不一致
というよりも、
そんな不満は確かにあったけど、
もっと夫の背中を押したのは、
たまたま知り合った、親密になった女のせいだった。
その影響力のほうが莫大だと感じてなりません。
それはした(している)夫自身もわかっていることなのです。
女がいなければ、離婚までは言わなかった。
不倫に走ったことによって、
これまで抱えてきた大中小の夫婦の問題を、とてつもなくでっかくしているだけ。
だからと言って、不倫は悪いこと。
女との関係を終わらせてから夫婦の話をしましょうと投げかけたとしたら、
今度は、、、
もう終わった。別れた。会っていない!?
さらにいっこうに女のことを口を割らないのであれば、絶対に終わっていません。
あ~やっぱり、妻が根本的な原因ではなく、女の存在なんだと確信する瞬間です。
となると、女がいなければ、切れれば、離婚は引っ込める、考え直す可能性は大なのですが、
そこをどうするのか。どう対処するのかが、カウンセリングでの見極めです。
女の存在、素性もあやふや。
まして探偵つけることも難しい。
夫自身が考え直すってことはないのだろうか、、、。
相当にハードルは高いとの前提ですが、
夫にとって失いたくないもの。
かけがえのないものは何のか。
それは自分の小さなお子さんだった、、、という夫だって多い。
他にも、、、。
妻にとって、
ではなく
夫にとってどうなのか。
それは女ではない。
女は失いたくないだけだと捉えてください。
夫自身、もう無理、離婚は100%だ、120%とは言ってても
本気で覚悟なんてできていない。
まだまだ挽回できそうな方もいることも確かです。
女に会う、
女に誓約書、
女に慰謝料とか、
そういう考え方ではないということです。
その方向性で進んでいく方々もいる今日この頃です。