浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
(2022年8月17日好評記事の更新)
「私のことが嫌いだから浮気したんだ」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
が、夫が浮気=妻が嫌いとは言い切れません。
「でも、もう好きではないんだと思う。
愛情もないはずです。あんな態度、あんな言動を投げてくるんですから」
と言いたくもなりますよね。
女と会うのに、
女とラインするのに、
必死です。
邪魔する妻を振り払うほどの勢いです。
何度も言ってますが、
夫婦が上手くいってると感じてても、
夏に、年末年始に一緒に旅行へ行ってても、
休日は家族や妻と一緒でも、
浮気する夫はします。
たまたまとか、何となく勢いで始まった。
職場の女とか、知人の紹介で会ったとか、昔の同級生とか。
マッチングアプリとかSNSに走る夫だって、”妻が嫌いだ” と思いながらやっているわけでなく、”誰か遊べる子いね~かな”って、遊びたかった刺激が欲しかったのです。
妻がブチ切れて、
「そんなに彼女のことがいい、別れられないなら、離婚でもいい。
あなただって、その方がいいでしょう、こんな私といるよりも。」
そう言ったとします。
すると何て返してくるでしょうか。
そういう関係じゃない!
ただし夫の今の状態は、妻のこと < 女のこと
は明らかです。
さて、問題はここからです。
別に離婚して家庭を壊すなんて考えてもいなかった夫。
しかし恋愛ごっこができる相手、不貞できる相手のほうがよくなります。
それは容易に想像できましょう。
現実から逃避した世界での刺激、快楽はすごい。
平凡な現実の世界とは別次元です。家に帰れば、いつもの妻の顔が、、、。
さっきまで、好きだ愛しているなんてささやいてたり、
ラブラブな世界、ホテルのお部屋、
女の部屋という異次元に浸ってたのが、
帰ってきたら・・・
妻に、「ねえ、***」、「おいっ!***」、「まったくあんたは**」
誰だって、異次元に戻りたいって思いますよ(苦笑)
妻だって一緒でしょう。
浮気じゃなくても、外で知人らと楽しんで帰ってきたらいつもと同じ現実が待っている。
家事育児に、ごろごろ動かない旦那。
いびきはうるさいし、臭いし。
言うことをきかない子供たち。反抗期のお子さんもいる。
解放されたい衝動にもかられますよね、きっと。
それに輪をかけて、不倫女が一生懸命だったりする。
夫がして欲しいことをして、いい女を演じる。
妻がうるさければ物静かな女にひかれる。
妻の否定が多いほどイエスマンな女にひかれる。
妻が細かければ細かいほど大ざっぱな女がいい。
単純なんだって!
妻が嫌いだからっていうよりも、女のほうが今は居心地いいだけです。楽しいからです
でも、女とはあくまで遊びのはんちゅう。
固い絆は築けません。築くつもりもないか。
これまで培ってきた夫婦、家族の絆とは比べものになりません。
だからネガティブに考え過ぎないことです。
でも、そんなことを言われても、
今まで日曜にお出かけしてたのに出かけなくなったり、
今までは夕食のとき会話してたのに、つまらない顔をして無視したりします。
さらに、”だからおまえは〇〇なんだ”と言ってきたりして、不倫相手と比べているかのような発言もします。
妻に対する不満を言ってくる夫も多いです。
でもここは我慢のしどころです。
不倫を知ってから我慢が爆発する方も多い。
夫は妻のことが嫌いでなかったのに、
妻が浮気、不倫を知ってから、
自分でもわからないくらい、
歯止めが効かないくらいの妻になってしまう方は多い。
さらに女に行動起こしたら、たとえ夫は無反応でも妻のことが嫌になっていく。
カウンセリングでもよく言います。
妻が浮気、不倫を知ってからの妻の行動次第で、その後の解決の難易度は変わってきますと。
嫌い、顔も見たくない、会話もしたくない、俺のことは放っておいてくれ状態になる前に妻がやるべきこと、向き合うべきことがあります。
もう一度言います。
妻が嫌いだから浮気したのではありません!
妻と離婚したいから不倫し始めたのでもありません。
それに妻の存在価値を認めてないからしたのでもなく、むしろ夫が自分の存在価値はないんかと自分無価値感でいっぱいだったと言えます。
だから、これ以上嫌われることをせず、やってしまったことは仕方がないですが、いったん停止して、夫が勝手に感じていた自分無価値感を刺激していくべきです。
そんなレベルではない方もいますが、妻次第で状況が変わることはよくあります。
解決策は私の場合はどうなのか。
ほんと個々によって違います。