浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
夫の浮気現場に遭遇する妻の武勇伝、修羅場はけっこうあるものですが、お子さんが父の浮気現場に遭遇した過去事例です。
一つは成人の娘さん。
娘さんは自分の公休日に純粋に彼氏とデートしてて、地元のラブホテルに入っていった。フロントで部屋を選んでエレベーターで上の部屋にいくパターン。
彼氏とエレベーター待ちしていたところ、上から降りてきたエレベーター。途中、3階で停止したので”誰か乗ってくるな”と思った。
そして1階に到着し、オープン・ザ・ドアー。
何とおやじが立っているではないですか!
自分の父親とけばい女が一緒に。
娘さんは一瞬後ずさりしたと。
そして何食わぬ顔してエレベーターを出て行ったというが、この日は会社は営業しているはず。時間は午後3時だ。まして会社の近くのホテル。
実はこのおやじは社長だった。
いったいどんな気持ちだっただろう、おやじは。
会社の事務員に聞いたら、「社長は、銀行とお客さんのとこに立ち寄ると言ってました。もうすぐ帰る予定です」と。
仕事をさぼって浮気している人たちは、今もほんと減りません。
これがおやじ成敗に至った引き金だったそう。
娘さんは3歳でした。
女のことはある程度わかっていたので、ある朝、娘さんを連れて女のアパートの部屋から夫が出てくるか見に行った。
向かいの建物の陰に立って、3歳の娘さんと監視していたという。
で、夫がいつも通り会社に出勤する時間になった。
女の部屋のドアが開いた。
予想的中、女の部屋から浮気夫が出てくるではないか。
右見て、左見て、そしてもう一回右見てと、まるで横断歩道を渡るみたいに周囲を警戒してて、スタスタ2階の廊下を歩き階段方向へ。
「あ!パパだ!」とつぶやいた娘さん。
妻は、女の部屋から出てきた夫を見て固まってしまい、お子さんのことを一瞬忘れた。
やばしと、娘の口に手を伸ばすのが遅かった。
「パパぁ~」と、3歳の女の子の甲高い叫び声が。
そして、とうの浮気夫。
しかし、何もなかったかのようにスタスタ階段を降りて、駅方向に去っていったというのだ。
駆け足だったという。
「パパ行っちゃった」とパパに会えたのに、残念がっている娘さん。
「そうするしかなかった」と言えば、そうかもしれませんが、そんなことよりなにより、前者のおやじなんて、会社をさぼって近所のラブホです!
後者の夫なんて完全に父親失格です。
ほんと残念で、しょ~もない浮気夫たちです。