アトランタ空港で検疫探知犬に疑われるの巻 | フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

アメリカ生活27年目。
18年以上のカリフォルニア暮らしから1年にも満たないポートランドを経てフロリダ南端へ。フロリダで始めたズンバと猫x2とアメリカ人の配偶者との、パラダイスリビング、ネイプルズでの日々の記録です。


ヨーロッパから、無事アメリカ到着。
アトランタ空港でフロリダ南端までの乗り継ぎ便待ちをしています。

入国審査を済ませ、ターンテーブルで出てくる預け入れのスーツケースを取りに行った配偶者をキャリーオンスーツケースふたつと少し離れたところで待っていたら、つぶらな瞳ですんすんしながらオフィサーとお仕事中のとても賢そうなビーグル犬が私の方にやってきました。いつもはすんすんしながら見向きもせずに素通りなのに、今日はすぐ近くまできて彼のキャリーオンをしきりにすんすん。…からの、前足でスーツケースを激しくかきかき。明らかに「ここに何かあるから!」と教える仕草を始めました。

オフィサーは柔らかな口調で、スーツケースを開けるように仰って、中を確かめてもよいかと私に確かめてから中身チェック。お料理に使うハーブやハーブティーを買ってきていたので「これに反応したのかな?」と仰りながら、ハムサンドやドライサラミは入ってないよねと再確認。
その言葉にハッとして、「ニース空港で買ったパンを入れたのを忘れてたわ!それかしら?」ガーン

実はニース空港でエリック・カイザーのショップを見つけ、オリーブバゲットとハーフサイズのチーズバゲットふたつを買い込んでおり、それをスペースに余裕のあった彼のキャリーオンに入れておりました。

オフィサーは私の言葉を聞いてパンの入った紙袋の中身を確認され、「チーズのパンは買わないとね!ご協力ありがとうございました。」とチャーミングににっこり。私はほっ。
バードスーツケースの中の紙袋に二重に入ったものでも、検疫探知犬はしっかり嗅ぎつけるのですね。可愛らしいビーグル犬、素晴らしいお仕事振りでした。



そろそろ登場時刻。

オーバーブッキングでひとり$700で4時間後のフライトへの振替を募るアナウンスが流れました。5席必要だそうです。


15分の遅延がアナウンスされたゲート前。

これ以上はフライトが遅れませんように…。