さよなら、ハリケーン・イルマ | フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

フロリダ南端、ネイプルズな日々 〜 Days in Naples

アメリカ生活26年目。
18年以上のカリフォルニア暮らしから1年にも満たないポートランドを経てフロリダ南端へ。フロリダで始めたズンバと猫x2とアメリカ人の配偶者との、パラダイスリビング、ネイプルズでの日々の記録です。

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高潮での洪水。
ネイプルズのダウンタウン、5th Avenue です。
海から3ブロック。道路は完全に水没していますが、実はもっともっとひどい被害が予想されておりました。

イルマのカテゴリーダウンで、高潮も想定されていたよりもずっと低い水位のようです。
雨による洪水はそこここで起きており、配偶者の避難先もこのとおり。

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ハリケーン・イルマの目に入った時に撮ったものだそうです。

一夜明けた現地の今朝は(日本との時差はー13時間)水は少し引いたそうで、こちらの写真が送られてきました、

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ドライブウェイには昨日の水位がわかる土砂が残されています。あわや浸水かと思ったそうですが、この写真を見て納得いたしました。
お向かいのおうちの椰子の木は無残な姿になっていますね。

ハリケーン・イルマはフロリダ上陸前に速度を増し、前日の予想よりも早く通り過ぎました。カテゴリーも4から3に下がり、そのために被害も想定されていたものよりはずっと小さくなったそうです。
それでも一夜明けて被害状況が少しずつわかってくるにつれ、その爪跡の凄まじさと猛威に目を見張るばかり。

今日はまだ、外出はしないようにとの勧告が出ています。倒壊した大木も多く、冠水した道路には割れた街灯や飛ばされたものが沈んでいたり、切れた電線がぶらさがったりと危険は数えきれません。


実はハリケーン・イルマの襲来で、私にはもうひとつ、とても心配でたまらなかったことがありました。
それはフロリダの南端、キーウェストにあるヘミングウェイ博物館。重なる避難通告が出ていた中で、博物館長さんをはじめとするスタッフ10人は54匹のヘミングウェイの6本指の猫の子孫とともに博物館に残っておられました。

フェイスブックで無事を知り、ほーっと安心。
猫のグレース・ケリーが猫たちのリストで全員の無事を確認しているという茶目っ気溢れるポストです。大好きです、こういうセンス!

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ガブと小夏も今日も元気です。

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そして。
ブログをご覧になってくださったみなさま、励ましのいいね、温かなコメントやメッセージをくださったみなさま、ありがとうございました。とても心強く、嬉しく存じました。
私自身、ブログに綴ることで救われていたようなところもありました。被害状況はまだまだわかりませんが、恐れていた最悪は回避することができ、全身の力が抜けるような安堵の中にいます。

まずは、さよならイルマ。
あとのことは明日また考えます。