スコーピオン買っちゃったわけですけど。


近所にできた釣具屋でも何でも無いただのリサイクルショップでとんでもないロッドが!!


フィッシュマンのブリストベンダバール8.9M。




至高のロッド、ではありません。

嗜好のベイトロッドです。


ワタシの正直な感想。


なんだ!このクソロッド!!!


スコーピオンを言い表すなら時代錯誤の部活中水飲むな!根性だせよ!と脳内筋肉な超体育会系。

スポーツマンシップに則り、そのまま大人になってキャバクラではなくキャバレーのソファみたいな色合いが勝ち組と思ってる感じ。

たいして結果出してなくて根性でやってきました!的なやつ。


フィッシュマンのブリストベンダバールは音楽の夢を捨てきれずにバイトで食い繋ぎながら、いつかは武道館みたいなノリで30才で夢追い人。フィルムの一眼レフに丸メガネでリーバイス501が1番カッコ良いと思ってる。ロックな生き方こそイッツマイライフで毎年恒例のフジロックは泊まりでバイクで見に行きます、的なやつ。


どっちもクソですね(笑)

勿論褒め言葉です。

ワタシにはフィジカルもメンタルもどちらもなかった。


普通のサラリーマンで至高と思えるのはオリムピックのシルベラードプロトタイプ。

ハイスペックで軽くて実釣性能高い。

だけど、実際に使えるウェイト幅は5〜14gと遊びの幅は少ない。


ゆとりがないよね。


だからこそ、スコーピオンやフィッシュマンには憧れがあり、何にでも使えてしまうあたりはやはり自由な感じがします。


どちらも完全に嗜好品。

まぁ、本当に比較するならワールドシャウラでしょうけど。


正直、シルベプロトはチニングはもちろん根魚ライトゲームくらいしか使い道思い浮かばないわけ。


汎用性という点ではスコーピオンもベンダバールもすごいよ。

スコーピオンは何気に9gから普通に使えます。

キモチ良いのは20〜30g。

ロッドが硬いのでバイブやシャッドもパワーで使える感じ。

ナマズなんかでも使えるし、本当に色々できそう。結構器用。ロックフィッシュにも使いたいし、それこそサーフでマゴチとかも良い。


ベンダバールは不器用なロッドで小技は一切だめ。なんならバスで使うようなピッチングとかその他の技は中途半端にやるとバックラッシュの嵐。とにかく振り抜くことを意識しないとすぐにバックラッシュします。ノーバックラッシュは嘘だな。


数あるインプレでも下のは秀逸。

まさに言い表してるわ。



ただ、ナマズもよし、色んな釣りに使えます。

多分、船のノマセにも使える。

富山のアカムツでもいいと思うな。

ぶっ込みでもアリ。

こちらもサーフのマゴチとかに使える。


まぁ、どちらも決まるとキモチ良いのよ。


現代らしさはなく、懐古調で古き良きを知るにも良いし、どちらも人を選びますよ。


それはそれで面白いと思うし、そんな生き方に憧れる普通の人なので暫くは使おうと思う。