創作活動日誌(特別編)＿MY やりすぎ都市伝説３～七人の仲間と基本人格のボク

★ 今回も回顧録記のつづきはまた今度にして　前回の自分の「MY やりすぎ都市伝説」のづづきについて書いています。

　前々回、自分が幼い頃に何かが落ちてきて頭の手術をうけた記憶があることを思い出した自分。そしてそのとき死後の世界か、どこかわからないところから「メッセージ」のようなものをうけた…と記載しましたが、

　そのときメッセージのようなものには「おまえには七人の仲間がいる。彼らと共に…（自分を合わせると8人）」…と。今回そのメッセージのようなものを改めて考えてみた。いままでは自分の外からそのような人物たちを探していた自分がいた。自分はだいたい親しいグループやチームを組むときは7～8人くらいのような気がした（CSSの最初のコアメンバーは７人（自分を含め８人）だった）。そして今回ふっと思った。それは自分の外ではなく、内（なか）のことではないかと考えたのだ。多重人格（最近はDID:解離性同一性障害）とまではいかないが、以前から創作活動をするときに、そのときにあった自分をイメージし、モードチャンジをすることをよくしていたからだ（半分遊びのような感覚で）。例えば、創作の作業をするときは「アーティスト・モード」にチェンジし作業をする。そのときは無口で作業に集中する。多くの人に接するときや集団的な活動をするときは「プロデューサー・モード」にチェンジする、そのときは社交的な行動をしたり、やたらおしゃべりな自分になる。ブログや脚本などの文章系を書くときは「ライター・モード」にチェンジ、そのときは言葉を描く思考になるのか、絵などはまったく描けなくなる自分になる。そういう感じで創作のTPOによって自分を使い分けている（仮面ライダーの変身後、ベルトのアイテム（例えばカード）などを入れ替えるといろいろなパターンの闘いスタイルに変わるようなものかもしれない。基本的な人格は仮面の中の変身した人）。それらはモード・チェンジする前に儀式のようなことをする。例えば瞑想するとか、好きな音楽を聞くとか…など。そういうモード・チェンジする内なる自分を探してみるとまず「七人（基本人格・私を入れると８人）」いることを発見した。

　アーティストのジブン。プロデューサーのジブン。ライターのジブン。観察者のジブン（ただ観察したり、または情報を集め、分析するのが好きな自分）。破壊神のジブン（とにかく破壊したい。またはそれを分析するために分解する）。預言者のジブン（インスピレーションやメッセージをうけとるのはこいつだ）。軍師のジブン（策略を練る策士であり、船の航海士的に目先ではなくその先までを観ている自分）。そして彼らを総合的にマネージメントしているアイデンティティーの「私（日常的な暮らしをする基本人格の自分）」がいる。今回その「私」は子供ぽかったので、名前をつけてみた…「ボク」と。そのときなにか自分の内（なか）で、感動のような衝動がおきてきた（内から湧き上がるような感覚）。それはまさに世界の中心…宇宙の中心を見つけたような気分（驚き！）コマでいうと中心針のような存在、どんなときでもぶれない自分だ。

　この話はここで終わるはずだったが、そのあとまた新たな自分を発見した。それは自分というよりも、集中するとジブンがいなくなる自分だ。「無我夢中」という四文字熟語のように　集中する（夢の中に入る）と我（７人のジブン）が無くなる…という感じだろうか（基本的人格・私までいなくなると生きてはいけないのでそれはいるようだが存在は薄くなる）。それは自分であってジブンでないものになる。自分のアイデンティティーがなくなるということだろうか。「一生懸命」とも違う感覚。一生懸命は自分つまりアイデンティティーがまだある状態（感情に左右される自分）だが、無我夢中はそのアイデンティティーがなくなるという状態（基本人格・私はいるがそれはもう私ではないワタシ　仮面ライダーに例えると基本的な人格だった仮面の中の人までも変態＜メタモルフォーゼ＞、より高次元的な存在となる、いや出会うという感じだろうか）。それは神（仙人）の領域というかもしれないし、よくきく「ZONEに入る」ということかもしれない…と思うのだった。