1990年代はじめには「スピリチュアル」という言葉がではじめてた気がします。それは心の平穏・神さまを崇拝する神秘的な意味合いの宗教的な意味ではなく、宇宙・自然 動物(生命)や精霊を崇拝する感じのモノ または癒し・自己啓発のムーブメントのひとつ。一説には60年代に行われたウッドストックのフェスの流れをくむムーブメントの延長だという説もありますが、当時は「スピリチュアル? ヤバい宗教をやっているの?」などと言われ、まあこの時期 新興宗教が乱立し、問題(過激な反社会行動や高額の神器や商品を売りつけるなど)をおこす集団もあり、そのとき「スピリチュアル」という言葉が使われたりしていましたから、その拒否反応を示す人や否定的な印象をもっている人たちも多かった時代でもあります。
僕が「スピリチュアル」を意識しはじめたのは、90年代ニューヨークに旅行に行ったとき、メトロポリタンミュージアムを観覧していたとき、そこに展示されたいたあるクリスマスツリーを見たときでした。それたくさんの陶器の天使が飾られていた「天使のクリスマスツリー」だった(話によれば、それは戦前につくられたのだが、戦時中破損しバラバラとなり、いろいろな地へと散っていた 戦後それが復元されちょうど初の展示をしていた時期だった)。そのときの感動というかなんというか自分の中に光のようなものがお腹のあたりに入ってきた体感をしました。その後日本に帰国後 僕は天使を題材にした作品を描いたり、ほかにも「スピリチュアル」をテーマにした作品を描くようになりました。のちに日本で天使ブームがおきるのですが、その当時ある雑誌に、その天使ブームのもとはニューヨークの天使のツリーからだと書かれ、「あのツリーだ」と叫びました。
またほかにもこの時期はスピリチュアルなモノにハマり、特に「ネイティブアメリカン」の儀式などに参加したりしました。例えば「地球の子宮」を体験するといわれるスエットロッジ。火の上を歩くファイアーウォーク。死を体験(疑似体験)し再び蘇るビジョンクエスト 自然を体で表現するダンスなど。ただ僕の場合はそれらを創作活動のいいネタになればという感じ(逆にいうと創作活動のひとつ)で参加していたので、そんなに信心的なことではなく広く浅い参加でした。
ちなみに自分がいま思うことで「エンターテイメントの宗教化」という思いがあります。まずそれは人が何かを継続されるシステムがある。簡略すると「イベント(祭り)、コミュニティ、グッズ」というのが人々の心に残りやすいシステム(ある時期だけ存在するのではなく、次の世代にも残る継続され続ける仕組み)だという感じか。そのやり方を立案したのは第二次世界時代ナチスドイツで宣伝大臣をしていたゲッペルスだという説だが、しかし彼よりもすでのそのシステムを完成していた者たちがいた。それが「宗教(※なお、ここで使う宗教は神を崇拝する信仰的な意味合いの言葉ではなく ある意味仕組み・システムのことだと受け取ってください)」。つまり「祭、信者団体 仏具」があり、それらは経典などによってつながり、そのすべてがひとつとなって「継続するシステム」ができあがっている。それが数千年も行われているのだからもう完成されたシステムだということだ。
そして近年はそれがエンターテイメントの中に浸透してきていると思う。つまりあるキャラクターやアイドルを例にとると「フアン・イベント ファンダム(押し) グッズ販売」となり、近年は「聖地巡礼」なども加わっているということだ。それはなにか特別な人やモノ(神ではなくても でもいまそのキャラクターを「カミ」(●●さん 私にとって神~…的な)といったりするが)ではなく、普通にありふれたものがそうなっていくという感じです。当時の創作仲間(CSS)でのミーティングなどでも、いずれは「エンタメの宗教化(※)」もおきると僕らは予感していて、それが現実となりつつあります。
最近、はじめて会う人との自己紹介のとき相手が「私、スピリチュアルやっています」というのを まるでファッション(スピリチュアルのファッション化と言えようか)をやっていますと言っているように聞こえ、それがあたりまえ…「スピリチュアル」が多くの人に受け入れられているんだなあと感じた(宗教だとなにか特別な儀式をおこなうことだと思えるがスピリチュアルだとカジュアルに そしてエンタメとかファッションにように娯楽感を感じているようの思える)。
またその逆もおきて、それまで神秘的なものだった宗教と呼ばれていたものが、エンターテイメント化していく感じもうけます(日本は人口減収などで信者獲得のため娯楽性を取り入れているということだろうか もともと寺などは出店などがあったり 一般に人たちのコミュニティの場であったという話もある)。それらは似ているからなのだろうか、それとも刺激し合い 融合をしているからなのだろうか… 現在の世の中の流れをきてきて、エンタメの宗教化(※)とは 宗教(※)+エンターテイメント → 「IPビジネス」 というワードが…
アーティスト・創作活動家 kon3。(このさん)は、現在三つの創作活動を進行しています。
●プリミティブな制作物をつくる活動「KONOMOTO Satoshi」
・自分の独自のアート制作
プリミティブアート
ファッションアート
オブジェ
●デジタル制作をおこなう活動「kon3。(このさん)」
・KAIKOプロジェクト:新しい神話づくりをめざす(デジタル漫画 イベント フィギュア人形制作など 詳細は下方に。)
デジタル漫画:世界観とものがたりをつくるミッション
ENGEKIイベント:世界観をイベントに。
人(役者やモデルなど)とテクノロジーの融合のミッション
ぱわぁおぶじぇ:世界観のキャラなどをオブジェにするミッション
●その他の活動をおこなう活動「古野本聡」
・アートの社会貢献の実験
・他のアーティストとのコラボレーション
・人財育成(戦略) など
なお、現在クリエイターネームとしては 「kon3。」でまとめて活動しています。
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