映画鑑賞_正欲 | kon3。(このさん)の創作活動日誌ブログ

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福岡でクリエーターをしている僕は、ここでは主に最近の創作活動のことを中心に書いて公開中。

 
 
 
 
 
 


 

 ミニ旅行に途中で映画を観てきました。どうせなら地元ではやっていない映画「正欲」を観てきました。

 物語は「水」に対してエクスタシーを感じる主人公(新垣結衣、磯村勇斗)たち。それをアブノーマルだと思い隠して生活していくが、いつの間にか似たような人たちが集まってくる。それを理解しない普通の人たちは彼らを犯罪者または何か罪を犯しているのだろうかと勘繰っていく。そのズレが主人公たちを追い詰めていき、その先に待っていたのは…。
 

 僕の感想はふたつ。ひとつは人は性に関してタブーとしていること。それはアブノーマルとか、恥ずかしい行為だとい思い込んでいるからだ。子供の頃からそれは「臭いものには蓋」の中に入れられるモノのように教育をされるからだ。だから現在はそれがさらに進み、コンプライアンスなどで性的な描写などは禁止やまたは修正されている。言い方は悪いかもしれないが公共の去勢をしているように思える。その反面、少子化が進み、日本の将来にためにも子供を増やせと政府がいろいろやっている。結婚し夫婦が夜の営みをしてくれれば、子供はコウノトリが運んでくれるという神話を信じているような話に思える。それは滑稽のように見えるし、また隠すほどその隠そうとするモノは強くなっていく(日本の諺で「秘すれば花が咲く」)ように思えた。

 

 ふたつめは人は理解できないものには不安や恐怖をもつという。自分たちは普通の人間(稲垣吾郎)とし、基本的な想像力の枠を作り出す。そしてその枠の外のモノには想像を働かせなくなる。「そんなことありえない」「理解に苦しむ」など自分の想像をせずに相手のせいにする心理が働く、そしてその想像できなモノに対して、攻撃や捕獲を試みようとしはじめる。この物語では普通の人(稲垣)と枠の外のモノ(新垣)とが最後に対話をする機会が訪れる。そこで互いがコミュニケーションができ理解し合えば、物語の最後(この物語ではその後の結果はわからないが)はハッピーな方向に。しかし理解が通じない相手だったらバッド・エンドに 分かれるように思える。

 

 僕としては、いまの近年の戦争にも通じる話だと思うのは自分だけだろうか。

 

 

 

 

 

 

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■ 個人的評価(最高★5) ★3 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

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