先日、映画「リボルバー・リリー」を観てきました。
綾瀬はるか主演、大正時代を舞台にしたアクションあり、西部劇風の打ち合いありと、あっという間の150分で面白かったです。
しかしあえて辛口を言えば、せっかく関東大震災直後という背景があるので、もう少しその排他的世界観の雰囲気(震災一年後なのに人々にあまり絶望感がないのが不自然に感じた)を活かしたらという感想があった。
あとこの手の感じなら林海象監督(代表作「夢見るように眠りたい」など)が明治大正ロマンを感じるいい演出をするので、それと見比べてしまった(ちょうど映画を観た同館では林監督の「私立探偵マイク」の再上映があり、そのポスターを観てそういう感じを受けたのかもしれない)。
カッコいい綾瀬のアクション、クールな長谷川博己、シシドカフカも好きな俳優だし、豊川悦司・阿部サダヲ・佐藤二郎など個性的な俳優が連なり、エンターテインメントとしては面白いのですが、 なにか観終わったあと印象に残らない・・・ これはあくまで個人的な意見として、よく料理で最高の素材を集め、最高の調味料をそろえ、最高の料理人が料理する料理はあまり美味しくはならない。 それぞれの個性が強いほど、それぞれが主張しあって、味がぼやけてしまう(調和性がなくなる)という。 今回の映画はそういう映画かも。なにかはわからないが肝心のもの(例えば世界観など)がぼやけてしまったように思えた。
■ 個人的評価(最高★5) ★3.2 ■
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