最近はNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」にはまっている。 今回は長州の幕末の志士を中心にした話のようで吉田松陰(寅之助)の言葉が自分の中にバンバンと入ってくるようなのだ(松陰役の伊勢谷友介の声も通っているので なお心に響く感じがする)。 ドラマの中で「志ない者の前には師など現れない。自分が学ぼうというときにこそ師は現れる」という(セリフが出てきた)。 いまボク自身はこれといったこと(なにか特定の科目)を学ぼうという意識はないが でもなにかを学びたいという意志はある、いまだから学べることが…(それにクリエイティブの世界は日進月歩 近年ではビッグデータやオープンデータ それによりクリエイティブ環境の激変もおきているので いままでの概念では対処できない状況であり 常に試行錯誤の繰り返しでもある。 だからそれをみんなで学ばないといけないのかも)
大河ドラマ「花燃る」の中で 吉田松陰(寅之助)が 久坂玄瑞に向かって、「僕は先生ではない 逆に学ばしてほしい、だからそういう場をつくろう」…ということで松下村塾の元となる塾が誕生した。CSSの活動もそういう感じでミーティング(現 CSSオープンミーティング)は生まれたので なにかドラマと自分がやっていることが同化するようにも思えるのだ(だからハマっているのかも)。また(話はちょっとずれるが)先日、クロハというドラマの中で数人の男女が ネットをつかって 犯罪をテーマにして少数が議論しているシーンがあった。これも新しい議論の方法なのだろう… 新しい学びの場ができあがりつつあるのかもしれない。
先日 デジタル漫画「恋してフォーチュン」のアップ(公開)が完了し、デジタル漫画の作業が一段落した感じがする(しかし次のアイデアは浮かんできてしまった…)。
そうなると時間的な余裕もでき、ちょっと試作的な感じでの作業をおこなう計画をねったり、ためこんだ企画やアイデアのラフなメモ書きをパワーポイントで制作したり(それらはCSSのプレゼンの資料やCSSビッグデータとオープンデータになっていく) いまイラストや漫画も手描き(アナログ)で描いていることをやっている。 またちょっと勉強がてら 3Dプリンターの講習会などに出かけたりと 今年はなにかを学ぶ感じでの時間の過ごし方になるかもしれないと思える(今年は小休止の年だということも意識しているので)。 ここ数年間はデジタル漫画の制作や CSSのプレゼン活動などで 時間もタイトだっただけに なにか物足りないという感じもするが こういうときこそ、なにかを学ぶときでもあるのだと(時間的な余裕ができるとどうしてもなにか作業をいれないといけない<不安になるのだろうか>という思いもよくおきる)。
CSSオープンミーティングは「創作」をテーマにしてみんなで学びあっている感じだ。 こういう感じのことは新しいことではないのだろう。しかしだいたいは先生と呼ばれる人の話を聴いたり、もう結論が決められたことを話し合ったり、相手の揚げ足をとるような討論会になったり でも一番の自分を成長させることができるのは自分自身 それには自分の意見をいうこと。それは人にいっているつもりが実は自分に言っていること(自分に還る)にもなるからだというから。 だからそういう場(意見を言い合ったり ディベイトしたり)をつくった方がいいという。
20世紀初頭 現代ホラーの原型をつくったといわれる人たちが集まり、そこからドラキュラやフランケンシュタインなどの小説の傑作が生まれたという。 またアーサー・C・クラークはサロンのような場所で たくさんの人たちと科学について討論し それが彼の作品の原点になったという話を聞いた。 アインシュタインが相対性理論のアイデアがうまれたのもサロンからだという話もある。 この前NHK番組の「スーパープレゼンテーション」のあるプレゼンで 「いいアイデアは会議ではうまれない それよりも飲食会や酒場などでの雑談の中の方がたくさんうまれやすい」と。 先日 CSSのオープンミーティングの3月分を開催したが、確かにそんな印象をよくうける そしてボクはあることに気がついた。 それはそのミーティングの時間の中でアイデアが生まれるよりも それが終わったあとの雑談の方がアイデアは生まれやすいということだ。 しかしではミーティングが必要ないかといえばそうではなく その雑談をする情報は そこで提供しているから ミーティングとは情報を共有する場(学びの場)であればいいと思えるのだ。
そんな感じでCSSはサロン方式で「創作」をおつまみにして 芸術 宗教 政治 科学 またはちまたの雑学まで議論したのがこのオープンミーティングのはじまりだ。 そして1990年後半からボクが当時はまっていたネイティブアメリカンの語り部の手法を手本にとっていくことでいまのスタイルとなり 自分の物語をみんなでシェアするやり方だができあがった。 あれから約20年くらいになる ウイスキーでいえば熟成してきたそのスタンスでノウハウはできあがっているのでそれを現在 北九州のよつばという場所で 実験的におこなっている感じだ。
「学ぶとは自らが教えを請う行為である。一方的な教えは学びとはいえない」と聞いたこともある(今回の大河ドラマでのセリフだったかな)。勉強が嫌いな人は大勢いると思うが 学ぶことが嫌いな人は少ないと思う(社会などでは、より専門的なこと 興味あることに対しては より学ぶ意識が高くなると思う。ボクも学生時代 暗記や憶えるばかりの勉強は嫌いだったが社会に出てから学ぶことは好きになったと思うから)。 なおついでに豆雑学としてだが、勉強と学びの違いの定義は、スポーツを例えにつかうと 勉強は基礎体力的なことだといわわれる。体力づくりのために筋トレや毎日の反復トレーニングでスポーツアスリートとして試合時間内、最高のパフォーマンスができる体力・技能力をつけることを主軸と置く。 だから多少自分の限界をこえるような無理なことや周りからの強制的なことも受け入れなければらない。 学びはその基礎的な力を 環境変化や社会性などに応じて適用・応用することにつかう技術的なこと この場合は知識よりもイメージ力が大事だといわれ、また自分の応用的な活動への外(第三者など)から見たアドバイスや(ティーチングよりも)コーチングの方が有効なのかもしれない…と例える。 ノーベル賞をとった科学者の話でも基礎研究なしで大きな科学の発展はないように 基礎力(考える力 思考力 想像力など)が養っていないと 学ぶ力もおいつかないともいえるかも(あくまで個人的な意見です)。
そしてこれも僕にとっては学びの場のようだ。 それはそこに参加する人たちが全員 自分の師でもあるように思えるから。
■クリエーション・スーパー・スペース おしらせ
現在 このCSSは オープン・フリースペースにむけて活動中!
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http://ameblo.jp/kon3104/entry-11998177536.html
なお ここに書かれていることはあくまで個人的な意見なので… 多少の小言はご了承ください
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