怪奇な大作戦 | kon3。(このさん)の創作活動日誌ブログ

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福岡でクリエーターをしている僕は、ここでは主に最近の創作活動のことを中心に書いて公開中。

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昨年末 NHKの深夜放送で「怪奇大作戦」が放送されていた。 いつもはこの手のドラマは見ないのだが今回は(それこそ直感というか または主人公を自分の好きな俳優<上川達也>が演じていたからか)見てみる(深夜なので録画して)と、とても面白かった。 全四話で 一話 一話のエピソードも面白かったが 全話を通して 事件に関係するうちに主人公が異常になってくる様子もうかがえる。 最後は ほんとうに狂っているのは 自分(主人公)なのか それとも世の中なのか?という問いかけのようにボクは感じたものだ。 


怪奇大作戦・・・思えば このドラマがボクの妖怪や恐怖モノのトラウマとなった作品のようの思える(僕は恐怖 妖怪 ホラーなどを好まない理由)。 子供の頃に見て その犯人たちの異様さがイメージとなって いつまでも残っていったのかもしれない(男が壁に抜けるときの異様な声と その後包帯の男が火で焼かれ白くなっていくイメージが残った)。

いまは便利な世の中で ネットで調べると ボクがトラウマになった作品も無料で見ることができる(どうやら それはひとつの物語ではなく ふたつの物語「[壁を抜ける男」「白い男」だったように思える。だんだん時間がたつにつれてひとつのイメージになったのだろう)。 いま見て思うと、どうしてこの作品がボクのトラウマになったのだろうか…と思える内容。(特撮技術も正直 いま見るとおそまつなレベル、昔はすごかったのだろう)

なんかやっと 子供の頃に感じた怖さが消えた気がする。 自分のシコリのようなものがとれたというか ひとつのトラウマが終わったということだろうか。 それと同時にどうして自分のトラウマになったかも分析できる(大人の観点から見た子供の自分)

ここに登場する容疑者や犯人はどれも異常者、昔でいう「キ●ガイ」だということ。 昔の作品だからその異常さは半端ないかもしれない。 いま現在ではそのまま放送できない または実際にDVDも出ているがその中には発禁モノ(収録不能)もあるようだ。 これらは妖怪やモンスターなどの視覚的な怖さではなく 精神的な狂気だったから ボクのトラウマとして残ったのかもしれない。 (黒板に妖怪の絵を描いて視覚的にそれを怖がる怖さではなく 黒板にチョークでひっかく不快音のような怖さ いつまでもその音は耳に残るという感じだろうか)

なお現在 テレビ東京の深夜ドラマで 「怪奇恋愛作戦」というのが放送中だが これは多分 「怪奇大作戦」のパロディーか オマージュを意図したものだろう。 恋愛をテーマにしての怪奇事件 でも登場する人たちは異常ということ(しかも犯人だけではなく 主人公を含む登場人物たちも)。 だいたい犯人は科学者が多くマッドサイエンティストが異常な事件をおこしていくのだが 恋愛に対しては誰もが 異常(狂って)になってしまうということだろうか・・・とも思える。



ちなみに、ボクがドラマをよく見るのはその時代の動きのようなものを創作活動や作品づくりの参考にするため。 ドラマといえども人がつくるもの その時代 どう世の中が動いているのかを感じるクリエイターが書いているもの。 流行もあれば 時代を先取りする先見の明もある。 だから 本やドラマはそのある意味 いろいろは人との出会いでもあるように思える(本は、単なる情報を伝えるの媒体だけでなくそれを書く人との出会いの場であるということ)

「怪奇大作戦」「怪奇恋愛作戦」 異常な人たちをテーマにした作品がこの時期現れたのは 社会がそういう方向にいっているからだろうかと感じとっているからだうか。 それと比例するように 今年に入ってそういう事件が世界各地でおきている。 人は簡単に「キ●ガイ」になってしまうということだろうか またはそういう要素をもちあわせているのか。


恋愛ならまだ滑稽に思えるが その手を武器に… または一本のつまようじをもって… それをネット(映像)で流し満足を得ようとする。 そんな時代がおこっているのをクリエイターはキャッチしたのかもしれない。 だからクリエイターやアーティストは それらを反作用で消すようなものをつくっていくのがいいのかもと思える。 ボクがどうしてこういうことに注目したのかというと 以前演劇用に書いた「ガイ」という作品がそういう内容だから ネットに集いし人の狂気の話だったから そういう時代がやはり来たのかという思い。

そういうモノを消そうと力(相手を避難したり あおったりすること)で抑えようとするとそれらは誇張してくる。 それよりも 異常な音に対してはそれを打ち消す音を出すことで それはなくなる。 そういうものをつくっていく・・・のがいまおこなっていく自分(CSS)の作戦(活動)に思えたりする。







 人の中には天使もいれば悪魔もいる
バランスがいいとそれらは打ち消しあっていくが
そのバランスがくずれると
それは怪奇なものへと豹変するのかもしれない 











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なお ここに書かれていることはあくまで個人的な意見なので… 
多少の小言はご了承ください


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