現在下記のサイトでDEEP Sky 第二十九話「エピソード29 GEKIRIN ～ 逆鱗の白い巨神＜キョジン＞」をただいま掲載中です
★作者からのひとこと・・・
DEEP Skyの最新作 いよいよシーズン1の最終章 クスクルザの章 掲載開始。
よくものごとのは ある失敗やミスが あとで大きな発見やアイデアにつながることがあると聞くが その物語制作もそういう大きな失敗が あとでグッド・アイデアになっていった。
その中でも この漫画に登場するロボットキャラクター「スター★ト」
あるときボクは制作途中で いま制作中のキャラデザ（ロボットデザイン）と前のエピソードのキャラデザが微妙に違っていることに気がついた。 もうすでに数話の制作をして いまさらもとにもどすのはたいへんだというところまできていた。 こうなると どういういいわけをして話のつじつまをあわせていくかを考えることとした（最初の設定は主人公と双子をまもるよくあるロボット）。 そこで出てきたアイデアが このロボットは自己成長していく ロボットだけど 生命的な部分をももつロボット生命体で その成長変化として ボディーのデザインが変更していく…というアイデアを思いついた。 このこぎつけともいえるアイデアは そのあと単に成長するだけでなく どんどん龍の姿に実は近づく…というアイデアとなり ロボットだけど 精霊的な部分ももつ 精霊がロボットという物質的な姿になった…というのが この白い巨神「スター★ト」案となっていった（また 操縦者がナビちゃんと呼ぶ スター★トのナビゲーションシステムも のちにワイズというアイデアの誕生を生む 相乗効果となった）。
だからこのキャラクターはロボットであり精霊 しかしロボットでなく精霊でもない 神の化身という曖昧なキャラクター でもそのあいまいさが 今度は新たなアイデアにもつながる。 つまり設定の確定をしていなかったので このあいまいさが 今回のエピソードのようにひとつの身体にふたつの魂(ダークな部分と聖なる部分）が共有するロボット…というアイデアになっていった。 これをロボットだ…とか 精霊だ…とか確定（固定概念化）していたら もしかしたらこういうアイデアは出てこなかったかもしれないと思える。
最初はこんなことを考えていなかったが ひとつのミスが 最終的にグッド・アイデアにつながったと思う。
DEEP SKY ＜フリー版＞（マンガごっちゃ）現在掲載中
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